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崎山蒼志から19歳の自分へ。「悩み込みすぎず、息抜きをしてほしい」

2025.4.8

FRISK「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」

#PR #MUSIC

昨年大きな反響を呼んだ、FRISKが新たなチャレンジを始める社会人や学生たちを応援するプロジェクト「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」の一環として、今年もJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』とのコラボレーションコーナー「FRISK DEAR ME」が実現。

3日目に登場したのは、シンガーソングライターの崎山蒼志。『ギター・マガジン』や文芸誌『波』にてコラムも執筆している崎山は、コロナ禍の上京で多くのことに思い悩んでいたという19歳の自分に向けた手紙を執筆した。手紙をもとにしながら、1つの物事に固執しないことの重要性や、悩みすぎないことの大切さなどについて話してもらった。

19歳は、コロナ禍での上京で思い悩んでいた

タカノ(MC):さて、今回は崎山さんに、あの頃の自分へ向けた手紙を書いていただきました。ズバリ手紙の先は?

崎山:19歳、上京したての頃の私です。

コロナが蔓延する中高校を卒業、上京し、何もかも不安だった。上京したてで、まだこっち(東京)の友人も少なく、頼れる人もごく僅か。コロナもあり、外に出ることも中々億劫で、1ルームの部屋で思考を繰り返す日々。地元も恋しくなりホームシックに。

手紙の序文。崎山蒼志直筆の手紙全文は4月10日(木)から下北沢BONUS TRACKで開催されるFRISK『あの頃のジブンに届けたいコトバ展』で展示される(詳細はこちら

タカノ:お手紙を読ませていただきましたが、崎山さんの文章はストイックな硬さと、柔らかさが同居している感じがして。レベルの高さを感じました。

Celeina:楽曲も普段から聴かせていただき、紡がれている言葉の美しさに感動しているわけですけども、今日はお手紙の内容について伺っていきたいと思います。静岡から上京したての崎山さんに向けてのお手紙になりますが、上京を決めた際は、周囲の人の進路と崎山さんの進む道に対するギャップはありましたか。

崎山蒼志(さきやま そうし)
2002年8月31日生まれ、静岡県浜松市出身のシンガーソングライター。2018年5月インターネット番組の出演をきっかけに注目を集める。2021年1月27日にアルバム『find fuse in youth』でメジャーデビュー。2023年7月19日にTVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」のエンディングテーマ“燈”をリリース。ストリーミング総再生回数は1億回を突破した。また、雑誌や文芸雑誌でも執筆するなど、独自の言語表現で文芸界からも注目を浴びている。

崎山:高校1年生の時にインターネットで注目を浴びたり、もともと音楽活動をしていたこともあって、僕は音楽の道に進もうと思っていたんですよ。一方で、周りのみんなは就職や進学する人が大半でしたし、コロナが流行っていたこともあり、関東に出てくる人はほとんどいなかったことを覚えています。

タカノ:そのような状況で、一歩踏み出せたキッカケは何だったのでしょうか。

崎山:当時はポジティブな気持ちの方が強かったというか、「新たな世界に行ってやるぞ」って感覚が強かったんですよね。

タカノ:なるほど。お手紙には、「上京し、何もかも不安だった」と書かれていますけれど、上京後はどういった生活をされていたんですか。

崎山:まん延防止等重点措置が取られていたこともあり、外出もできなかったですし、お酒を飲み始める前だったから知っているお店もなくて……。唯一の幼馴染と会うか、目の前のスーパーに行くかの2つしか選択肢がなかったので、「何で上京したんだろう」と思っていました。

Celeina:コロナ禍と上京のタイミングが被ってしまったのが、難しいところですよね。

崎山:親友がいてくれたことで助かったとは思いながら、どうやって時間を潰すのかとか、色々なことを考えていたなと。

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