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マーライオンはソロ活動15年。好きな音楽を追求できるベストな形

2024.6.13

マーライオン『ごきげん』

#PR #MUSIC

まさかthe band apartのスタジオを借りることになるなんて

ー歌においても軽くて優しさが滲む声にすごく成長を感じましたが、意識したことはありますか?

マーライオン:歌は三浦康嗣さん(□□□)からの影響が大きいですね。ここ数年は月に4~5回夕飯にお邪魔させていただきながら、音楽の作り方を教わったり、新曲を聴いてもらったりしていました。指摘を受けながら何度も歌は録り直したし、詞についてもフィードバックをもらいましたね。

ー具体的にはどんなフィードバックをもらったんですか?

マーライオン:三浦さんは色んなアーティストのプロデュースや楽曲提供もしているので、人にはそれぞれ向いている発音や単語があるから、そこも意識しながら詞を書かないといけないよと言われたことがあって。自分なりに考えながら書くようになったんですが”春を待ちわびて”を聴いてもらった時に「“春”はマーライオンに合っている」と言ってもらえたのは嬉しかった。だから今回のアルバムには“春”の歌が多いです。

ー三浦さんは6月にリリースされる7インチシングル『海へ海へ海へ/海へ海へ海へ-三浦康嗣(□□□)Remix-』にも参加されていますね。

マーライオン:リミックスという形ですが、ほぼ共作です。マンツーマンでアレンジの作業をしてくれて、とても勉強になりました。

ーちなみに今回の作品に関わった人としてthe band apartがスペシャルサンクスにクレジットされていますが、どんな繋がりがあるのでしょうか?

マーライオン:アルバムのレコーディングの日、確保していたスタジオのダブルブッキングが発覚したんです。直前だったのでかなり困って三浦さんに相談したら、the band apartのプライベートスタジオAG studioを使えるらしいと繋いでもらえて。バンアパは学生時代から聴いていましたけど、まさかこんな形で接点ができるなんて……。所有している機材を惜しみなく使わせてもらったり、手厚くサポートしていただいて“春を待ちわびて”“おばけトンネル”“海へ海へ海へ”の3曲を無事録音することができたので、恩人です。

ーアルバムのミックス / マスタリングは中村文俊さんが担当されています。

マーライオン:中村さんは僕が大好きな空気公団のほとんどの作品を手がけているので、サニーデイ・サービスの曽我部さん、田中貴さん経由でご紹介いただきました。本当に色んな人の協力があって出来ています。

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