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ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』が令和に冤罪を扱う意味

2025.2.28

#MOVIE

©TBSスパークル/TBS
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有罪率99.9%が揺らぐ今、冤罪を扱う意味

記者・神井孝(磯村勇斗)はどこまで真相に迫っているのか©TBSスパークル/TBS
記者・神井孝(磯村勇斗)はどこまで真相に迫っているのか©TBSスパークル/TBS

日本における刑事事件の有罪率は全裁判数の99.9%ともいわれている。つまり、現代の日本の司法では、起訴されたらほぼ確実に有罪になるということだ。しかし昨年、一度は、袴田巌さんに対して死刑判決が下されていた袴田事件で、58年ぶりに無罪が言い渡された。まさに99.9パーセントの概念は揺れ動いている最中だ。これまでにも冤罪を扱う作品はたびたびあった。袴田さんの事件を経たいま、作品を作る側も受け取る側も、事件の扱いについて、より一層慎重になる必要があると思う。「クジャク自身が嘘をついても踊った事実からは逃れられない」という意味のタイトルの先に、今作はなにを描くのだろうか。

『クジャクのダンス、誰が見た?』

©TBSスパークル/TBS
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TBS系にて毎週金曜よる10時から放送中
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kujakunodance_tbs/

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