9月13日(土)、14日(日)の2日間、大阪で韓国音楽イベント『K-MUSIC Festival in Osaka “多様多感”』が開催される。ジャズ、ヒップホップ、ロック、エレクトロニックミュージックなどそれぞれのジャンルの最前線で活躍するアーティストが出演。しかも観覧は無料だ。
さらに、日本のアーティストとのコラボステージも予定されている。ここでしか見られない特別なライブになるだろう。本記事では、出演アーティストの紹介とともに、このフェスの見どころを紐解いていきたい。
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韓国音楽シーンの成熟による多様な音楽の広がり
近年、K-POPだけでなく、多様なジャンルへの注目が集まっている韓国の音楽シーン。世界的な大型フェスに韓国のヒップホップ、ロックなどのジャンルのミュージシャンが出演するのは珍しいことではなくなっているし、多くのミュージシャンが海外ツアーを積極的に行っている。日本でも同じ流れがあり、近年は韓国のヒップホップやR&B、インディ系のアーティストの来日公演が増え、『フジロックフェスティバル』や『SUMMER SONIC』でも、アイドル以外の韓国アーティストの出演も話題となり、リスナーの関心は確実に高まっている。こうした状況は韓国国外からのK-カルチャー熱だけで生まれたものではなく、韓国国内の音楽シーンが、K-POPだけでなく各ジャンルにおいて充実してきているからなのだ。
2010年代に韓国の若者の心をつかんだのはヒップホップだった。サバイバル番組『SHOW ME THE MONEY』がブームとなり、多くの曲がチャートを賑わせ、ファッションやライフスタイルまで含めて「憧れ」の対象となった。しかし、パンデミック明けから流れが変わり、ライブ市場の復活、Silica GelやDAY6など人気バンドの登場の影響で、「バンドブーム」という言葉がミーム化するなど、いま若者の間ではロックバンドがホットだ。さらに、エレクトロニカではハイパーポップやアンビエントといったサブジャンルが台頭し、ジャズも大型フェスの成功で存在感を増している。シーン全体が確実に活性化しているのだ。そんな中でこのたび大阪で開催される『K-MUSIC Festival in Osaka “多様多感”』は、普段からK-カルチャー全般に興味ある人はもちろん、「いまキテいるもの」に触れたい人にとっても見逃せない機会となるだろう。ここからは実際にこのイベントに出演する韓国のアーティストたちを、コラボレーションする日本のアーティストともに紹介しよう。
