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3日目のライブ、BE:FIRSTのリクエストで呼ばれたのはUVERworld
初日と2日目、「LIVE FIELD」でのライブは5、6組が出演するフェス形式だったが、最終日は2つのグループのみがエントリーされた対バン形式。それもUVERworldとBE:FIRSTという、なんとも挑戦的でスリリングな組み合わせで、最初から最後までしっかり観た。会場内がどんな空気になるのか? がまったく読めなかったが、結論から言うとこれが大正解。先に出たUVERworldが、TAKUYA∞の鬼気迫るパフォーマンスを中心に、70分にわたってハイテンションが途切れない圧巻のパフォーマンスを見せる。BE:FIRSTの“Mainstream”のカバーで観客を驚かせ、さらにBE:FIRSTを呼び込んで全員でぶち上がるシーンは、もはや音楽を超えた1つの事件。すさまじい歓声と爆音が今も耳に残って離れない。


そもそもUVERworldを呼んだのはBE:FIRST側のリクエストで、特にUVERworldファンを公言しているSHUNTOの熱い思いから実現したと聞く。憧れのバンドに肩を並べた喜びと、さらなる成長への意欲を込めたBE:FIRSTのパフォーマンスは、まさに全身全霊という言葉がよく似合う。アスリートのような鋭い動き、華麗な群舞、7人それぞれの確かな歌唱力。彼らを初めて観るUVERworldファンをも巻き込んだ、全力疾走の70分間に盛大な拍手が鳴りやまない。最後に2つのグループが記念写真に収まる、和気あいあいの空気も忘れがたい。
