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インディーシーンを応援することは、カルチャーの土壌を耕すこと
一人ひとり、自分自身が一番輝ける表現を追求できたら、そんなに幸せなことはない。たとえそれぞれの活動が小さい種だったとしても、土壌があれば芽を出し、花を咲かせることができる。そして小さい花でも、たくさん咲いていたら美しい景色になる。だからインディーシーンが充実している地域は、豊かだ。『HELLO INDIE』のように、土壌を耕して種を蒔き、花が咲いた場所に自然と人が集まる場所づくりをしているイベントが、日本の各地域で文化を育んでいるのだ。
ちなみに会場の仙台PITは、東日本大震災における被災地復興支援活動の一環で設立された大型ライブハウスだ。仙台は全国の政令指定都市の中でも人口11位を誇る都市で、カルチャーが育まれる土壌としては十分なポテンシャルを持っている場所と言えるだろう。ストーリーのある場所で、それぞれの表現で輝くアーティストに出会うことは、自分の生き方について考えるきっかけにもなる。小さく、でも確実に現場で花が咲く様子を、目の当たりにしたい。
ネットが発達した中で地域の文化格差は減るかと思われたが、生の音楽に触れられる場所が首都圏に集中していることは変わらない。そんな中、仙台でリアルに音楽に触れられる場所を作りたいと思っている人の、想いが結実したイベント。応援したい人は、7月8日まで開催されているクラウドファンディングに参加する方法もある。ページには出演者からのコメントも掲載されているので、まずはここから『HELLO INDIE』の考えに触れることで、視点が広がるかもしれない。
『HELLO INDIE 2024』
<日程・会場>
2024年7月7日(日) 開場12:30/開演13:00
仙台PIT ※2ステージで進行 / 来場者1,000名限定
<出演>
・Itasca(US)
・oono yuuki band
・odol
・the band apart
・The fin.
・spike shoes
・環ROY
・浮
・Yasei Collective
・LITE
・Giallo 【オーディション枠】
全11組
<チケット>
Pay What You Wish(来場者が会場で自由にチケット料金を設定)
※2ドリンク制
チケットお申込み:
coolmine.zaiko.io/buy/1wEJ:zv5:f31c3
HELLO INDIE クラウドファンディングプロジェクト
motion-gallery.net/projects/helloindie