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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

お好み焼き系イラストレーターのお好み焼き女ちゃんは、好きを創作に繋げていく

2025.7.9

#ART

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

6月24日は、金井球さんからの紹介で、「お好み焼き系イラストレーター」のお好み焼き女ちゃんさんが登場。お好み焼きを創作活動に繋げたきっかけや、お好み焼きをモチーフとしたグッズ制作などについて伺いました。

肩書きは「お好み焼き系イラストレーター」

Celeina(MC):今日お迎えしたのは、お好み焼き系イラストレーターのお好み焼き女ちゃんさんです。よろしくお願いいたします。何とお呼びすればよろしいでしょうか?

お好み焼き女ちゃん:友人からは「おこちゃん」と呼ばれています。

Celeina:おこちゃん、スタジオに入ってくるなり、銀色の缶のようなものから、トングを使って「よろしくお願いします」と言いながら私たちの手の中に紙を入れてくださいましたね。

タカノ(MC):まるで鰹節を取り出すときの感じでしたが、鰹節そっくりの見た目の名刺だったんですね。とてもユニークですが、今日のお洋服も素敵ですね。

お好み焼き女ちゃん:キャベツがとても好きなので、なるべくキャベツに近い外見になりたいと思っているんです。

Celeina:黄緑色のワンピース、とても素敵です。ネイルもお揃いで黄緑ですね。

お好み焼き女ちゃん:そうなんです。

タカノ:髪の色も、少し鰹節っぽい雰囲気がありますね。

お好み焼き女ちゃん:今はピンク系ですが、色落ちしていくと鰹節のような色味になってきます。キャベツ、ソースのブラウンと試してきて、次は鰹節かなと思いました。

Celeina:まさにお好み焼きにライフを捧げていますね。いろいろとお聞きしていきたいのですが、まず「お好み焼き系イラストレーター」として、どのような活動をされているのでしょうか?

お好み焼き女ちゃん:この肩書きは最近SNSで名乗り始めたのですが、もともとは3年ほど前からお好み焼きが好きで、その愛が高まり、シールやぬいぐるみを作るようになりました。最近ではお好み焼き関連の企業様からお仕事をいただいたり、お好み焼き系インフルエンサーの方から名刺のデザインを依頼されたりする機会も増えたので、「お好み焼き系イラストレーター」と名乗るようになりました。

Celeina:お好み焼きのインフルエンサーという方々もいらっしゃるんですね。

お好み焼き女ちゃん:はい、お好み焼き界隈にはすでにレジェンドの方々が多くいらっしゃるので、「愛好家」と名乗るのは恐れ多いんです。

Celeina:お好み焼き界隈はディープですね。私はお好み焼きソースが大好きで、「好きな食べ物はソース」と言っていたのですが、もう今後は恐れ多くて言えないかもしれません(笑)。ところで、おこちゃんは、ご出身はやはり大阪か広島なんですか?

お好み焼き女ちゃん:よく大阪か広島出身かと聞かれるのですが、どっちだと思います?

タカノ:難しいな……広島かな。

Celeina:じゃあ私は大阪にべットします。

お好み焼き女ちゃん:……神奈川なんです。

タカノ:違うんかい、どっちも!笑)。

お好み焼き女ちゃん:これ、昨日思いついたボケなんです(笑)。

お好み焼きとは結婚している感覚

Celeina:そもそもお好み焼きが好きになったきっかけは、どんなことだったのでしょうか?

お好み焼き女ちゃん:子どもの頃から、お好み焼きは好きな食べ物だったんです。大学に進学してから、都内にある「鶴橋風月」という大阪発のチェーンのお好み焼き店に初めて行ったとき、その味に衝撃を受けて。そこからお好み焼き店を巡るようになって、気づいたら今のような形になっていました。

Celeina:その「好きな食べ物」を創作に結びつけようとしたのは、きっかけがあったのですか?

お好み焼き女ちゃん:昔から、食べ物に限らず好きなものを創作活動に結びつける癖があり、たとえば好きな人ができたらその人の塑像を作ったり、自分の思いを込めたうちわを作ってアピールしたりしてきました(笑)。最近ではカルガモが好きで、川で拾った石にカルガモの絵を描いたり、それを作品として販売しようと考えたりしています。

Celeina:それでは、「お好み焼き女ちゃん」ではなくなってしまいますね(笑)。

お好み焼き女ちゃん:そうですね。「カルガモ女ちゃん」として新しい人格を作らなければいけないかもしれません。

タカノ:生粋のクリエイターですね。純粋な気持ちで表現されているのが伝わってきます。いずれは「カルちゃん」として「FIST BUMP」に遊びに来てくれるかもしれませんね。

Celeina:お好み焼きは外で召し上がることが多いようですが、ご自宅でも作るのですか?

お好み焼き女ちゃん:はい。週に4回ほど作っています。

Celeina:すごいですね。飽きることはないのですか?

お好み焼き女ちゃん:もう結婚しているみたいな感覚なので、飽きることは全くありませんね。生活の一部というか、好きでいて当たり前で、大切で愛おしい存在になっています。

タカノ:トッピングを変えたり、味に変化をつけたりもするんですか?

お好み焼き女ちゃん:はい。冷蔵庫には今20本以上のお好み焼きソースがありますし、使い終わったものも20本ほどあります。日によってソースを変えるだけでも、味に変化が生まれるんです。

Celeina:お好み焼きの味ってソースが決め手なイメージですが、メーカーによってそんなに違うものなんですね。

お好み焼き女ちゃん:メーカーによって原材料が違うんです。たとえばトマトが多く入っているものや、にんにくの風味が強いものなどもあります。細かな違いが楽しいですし、それぞれに個性があるんですよ。

Celeina:お好み焼き本体は大きく変えず、ソースの工夫で飽きずに楽しんでいるんですね。

お好み焼き女ちゃん:そうですね。ただ、粉の量を減らしたり、キャベツの刻み方を変えたりと、食感の工夫も時々します。

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