グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
3月26日は、ジャガモンド斉藤さんからの紹介で、芸人で映画系YouTuberの沖田遊戯さんが登場。YouTubeを始めたきっかけやTSUTAYAを貸し切った話題の企画、お気に入りの映画などについて伺いました。
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芸名は、ブルース・リーの『死亡遊戯』から
Celeina(MC):沖田さんは大阪NSCを卒業後、芸人として東京でフリーで活動されています。コロナ禍に映画を語るYouTubeを始め、現在まで運営しながら、毎月単独でソロトークライブを開催。2022年からは、公演ごとにキャストを変える客演システムのコントライブ『コント遊戯』を主催していらっしゃいます。
タカノ(MC):お名前が気になっていて。遊戯さんというのは……。
沖田:芸名です。本名だと思われる人もいらっしゃるんですよ。「沖田遊戯って本名なんですか? どっちなんですか?」みたいな。「沖田遊」まで本名で、最後の文字が違うんです。 あんまり芸名らしすぎると、地元の友達とかに恥ずかしいなと思って。
Celeina:でも、最後の一文字以外は本名なんですよね。絶妙なバランスですね。
タカノ:由来は何かあるんですか?
沖田:僕は映画が好きなんですが、映画のYouTubeチャンネルを始めるときに、本名よりも芸名の方がインパクトがあるなと思って、名前っぽい映画のタイトルを探していたんです。それで、ブルース・リーの『死亡遊戯』から取りました。
Celeina:そこから取られたんですね。
沖田:ただ、僕は『死亡遊戯』を見たことがないんですよね。配信のサムネイルだけ見てめっちゃかっこいいなと思って、「遊」が入っているし、ほぼ僕だろうと思って付けたんです。でも、ここまできたら逆に見るタイミングを失っちゃって。もしも面白くなかったらどうしようと思っています(笑)。 絶対面白いと思うんですけどね。
タカノ:もし見るタイミングがあったら、番組までご報告をお願いします。
沖田:「見ました」とメールしますね(笑)。
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トリオの解散を機にYouTubeを始めた
タカノ:そんな沖田さんですが、YouTubeを始めたきっかけは何だったんですか?
沖田:大阪のNSCを卒業した後に、トリオで東京に来たんですが、1年足らずで解散してしまいまして。すぐピン芸人になっちゃったので、ピン芸人としてライブに出ながら、今の時代だったらYouTubeとかもいいんじゃないかと思っていたんです。そのときに、地元の友達から、「映画が好きなら、映画のYouTubeとかやってみたら?」と言われて、始めました。そのすぐ後に、コロナのパンデミックが起きて、在宅勤務になった人たちも多かったので、その需要にはまってYouTubeの方もいい感じに見ていただいているという流れです。
Celeina:タイミングもよかったんですね。内容としては、どんなことをされているんですか?
沖田:基本的には見た映画の感想を喋っているんですけど、たまに企画もやりますね。TSUTAYAで誰もレンタルしたことがない映画を探し当てようという企画を、閉店後のTSUTAYAを貸し切って撮ったりしました。
Celeina:すごいですね、力が入っていますね。
沖田:TSUTAYAの中野駅前店の店長をされている、KJさんという方がいらっしゃるんですけど、KJさんはご自身でもTikTokを運営されていたりして、YouTubeなどの活動にも前向きな人なんです。それで、僕にも「何かうちで企画をやってみませんか」と声をかけてくださって。
タカノ:面白い。やってみて、1回も借りられていない作品って実際にあったんですか?
沖田:やっぱりレンタル数がゼロだと、お店から在庫が無くなってしまうんですよ。
Celeina:システム上、すぐに外されちゃうんですね。
沖田:なので、「この1年以内に借りられてない作品」という期限付きでやったんですけど、これが意外とあるんですよね。
タカノ:何作もあったりするんですか?
沖田:それは、動画を見ていただいて(笑)。
タカノ:上手いですね(笑)。YouTubeは、何と検索したら出てきますか?
沖田:チャンネル名は『沖田遊戯の映画アジト』です。沖田遊戯で検索していただいても出てきます。
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ミステリー好きは『古畑任三郎』仕込み
タカノ:沖田さんは、映画は月にどのくらいのペースでご覧になるんですか?
沖田:今年は全然見られていないんですよ。僕は映画も好きなんですが、漫画やアニメも好きで、今は漫画の方に浮気しちゃっていて。今年だと、月に10本ぐらいですかね。
タカノ:一般的には十分多い本数ですけどね。
沖田:でも、昨日出演されていたジャガモンドの斉藤さんは、年間300本以上とか見ているので、それに比べたらやっぱり弱いでしょう(笑)。
Celeina:そこは、沖田さんは漫画も読まれているから。『漫画アジト』とか新たにYouTubeチャンネルが始まるかもしれないですよ。
タカノ:漫画にも『遊☆戯☆王』とかありますからね(笑)。漫画もいける、いろいろカバーできるお名前ですよね。
沖田:そっか。いい名前つけたな、僕(笑)。
Celeina:人生でお気に入りの映画は何かありますか?
沖田:『容疑者Xの献身』がすごく好きですね。福山雅治さんが主演のドラマ『ガリレオ』シリーズの劇場版で、原作の小説もすごく傑作というのもあるんですけど。ただ、人生全体を通してのお気に入りの作品というと、『古畑任三郎』ですね。僕が作品を誰かに語るきっかけにもなっているし、『古畑任三郎』をきっかけにミステリーも好きになったので、『古畑任三郎』は特別です。
タカノ:『映画アジト』、ますます気になりますね。
Celeina:ぜひチェックしていただければと思います。
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主催ライブ『コント遊戯』は、公演ごとにキャストを変える客演方式
Celeina:そして、単独ライブについてもちょっと伺いたいなと思います。先ほどもお話がありましたけれども、『コント遊戯』では公演ごとにキャストを変える客演システムで、多種多様な人とコントを披露されているんですよね。
タカノ:面白いシステムですね。お相手が毎回変わるってことですよね。
沖田:はい、僕以外全員のキャストを変える形でやっています。
Celeina:直近で何か企画されているイベントはありますか?
沖田:6月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって、映画監督の阪元裕吾さんとの共作という形で『コント遊戯』の新作をやります。阪元さんは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズや、「国岡」シリーズで人気の監督で、今公開されている『ネムルバカ』という映画もめちゃくちゃ面白いからぜひ見てほしいです。
今回は、普段は映画監督をされている阪元さんに、演者としても出ていただくんです。「多種多様な人たちと一緒にコントをやる」という目的なので、書くだけじゃなくて出てもいただこうと。
Celeina:ありがとうございます。沖田さんのSNSやYouTubeをぜひチェックしていただければと思います。さあ「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達を紹介していただいています。どなたをご紹介くださいますか?
沖田:もともとかいばしらという名前で活動していて、4月から改名された、九十九黄助さんです。この方も僕と同じようにYouTubeで映画のことを喋られているんですが、すごく人気がある方なんです。
以前、「FIST BUMP」にジャガモンドの斉藤さんや柿沼キヨシさんも出られていたと思うんですけど、そういった映画のことを発信している人の中でも、多分一番人気の方なんですよ。チャンネル登録者数だけで言っても、もう僕ら界隈のエースです。俳優としても活動されていて、阪元さんの作品にも出演されています。すごく面白い方なので、ぜひ紹介したいなと思いまして。
Celeina:ありがとうございます、楽しみです。明日は九十九黄助さん、旧かいばしらさんと一緒にお送りします。「FIST BUMP」、今日は芸人で映画系YouTuberの沖田遊戯さんをお迎えしました。 ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann