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「BOUNTY HUNTER」のスカルモチーフデザインはオーナーが好きなパンクの要素を盛り込んだ
タカノ:30周年を迎える「BOUNTY HUNTER」のロゴも手がけられたんですよね?
堀内:はい。「BOUNTY HUNTER」が誕生した頃、僕の仕事場がその店舗と同じ建物内にあったので、当時は仕事というよりも、日常的に顔を合わせてハングアウトするような関係でした。
タカノ:「BOUNTY HUNTER」のスカルモチーフのデザインも、堀内さんが担当されたのでしょうか?
堀内:そうですね。僕がデザインをハンドリングして組み立てました。「BOUNTY HUNTER」のオーナーであるHIKARUさんは、パンクロックのDJとしても有名なほか、『スター・ウォーズ』のフィギュアのコレクターとしても知られているんです。ボバ・フェットやハン・ソロといったキャラクターのような、レジスタンスでもなく帝国軍でもない、善悪が定かではない立場の存在に強い魅力を感じていたようで、そこから「BOUNTY HUNTER」(=賞金稼ぎ)というブランド名が生まれたそうです。
タカノ:ストリートカルチャーの持つ、やんちゃなカッコよさというような魅力と共通していますね。
堀内:HIKARUさんはパンクロックをこよなく愛する人ですが、パンクロックのアーティストやファンも、そういうカッコよさを持っていると思うんです。そういった個性を「BOUNTY HUNTER」のロゴに盛り込みました。