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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

「Acid Coffee Tokyo」の塚田健太は、新しい扉が開くフルーティーなコーヒーを提供する

2025.3.12

#OTHER

世界チャンピオンの店で修行し、コーヒーの奥深さを知る

タカノ:塚田さんがコーヒーに興味を持ったきっかけは何だったんですか?

塚田:大学受験に失敗して浪人することになったんですが、親に「浪人は許さない、生活費を入れなさい」と言われてしまって。それで、地元にあったハンバーガー店とコーヒーショップのどちらでアルバイトをしようか悩んだ結果、「コーヒーの方がかっこいいかも」と思ったのが最初のきっかけです。実際に働き始めたら、研修で「コーヒーとは?」というところから詳しく教えてくれて、それには今でも感謝していますね。

それで、ラテアートを練習しているうちに、豆の違いに気づくようになったんです。独学には限界があるなと思い、世界チャンピオンのいる新宿の「Paul Bassett」というお店で修行をさせてもらうことにしたんです。鈴木清和師匠から多くのことを学びました。

タカノ:コーヒーに目覚めた瞬間はあるのでしょうか。

塚田:「Paul Bassett」で、鈴木清和さんがノルウェー出張から持ち帰ったコーヒーをカッピング(飲み比べ)した時ですね。一度に何種類ものコーヒーを飲み比べたら、味の違いがはっきりとわかって、「こんなに違うんだ!」と衝撃を受けました。それが、自分の味覚に自信を持つきっかけにもなりましたね。

タカノ:コーヒーって、お湯の温度や淹れる速度など、色々な要素が組み合わさって味が変わってくるんですよね?

塚田:コーヒーは「農園」「焙煎」「抽出」の3つの過程で味が作られるといわれています。品種や生豆の精製方法でまず味のベースが決まり、焙煎によってさらに味が変わり、最後に抽出の仕方で仕上がります。1杯のコーヒーでも色々な所に味が変わる要素があり、それぞれの「ライブ」の賜物だなと感じますね。

Celeina:奥深いですね……。

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