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自分の好きなものを集めた空間が作品になると考えた
Celeina:そもそもアートブックの世界に足を踏み入れようと思ったきっかけを教えてください。
伊藤:特にアートを専門的に学んでいたわけではありませんが、絵を描くことやものづくりが好きで、若い頃はアーティストになりたいと考えていました。ただ、アートだけで生計を立てるのは難しいなと感じていて。それでもアートに対する興味は強くて、自分の参考資料として洋書を集めたりしていたんです。あるとき、自分の部屋に並ぶ本を見て、私の好きなものを集めた空間そのものが1つの作品になるのではないかと思い、お店として表現しようとしたのが始まりです。
Celeina:原宿という場所にお店を構えることは、資金面でもハードルが高かったのではないでしょうか?
伊藤:そうですね。軌道に乗るまで7、8年はかかったように思います。毎年潰れると思われていましたが、それでも何とか粘り強く続けてきました。
タカノ:常連のお客さんに支えられた部分も大きいのでしょうか?
伊藤:本当に常連の皆さんには支えられています。
タカノ:店内のデザインもとても素敵ですね。この辺りも伊藤さんがこだわって作られたんですか?
伊藤:はい、私自身もデザインに関わりました。

Celeina:素敵な空間ですね。「BIG BAD BOOKS BUNNY」というロゴが印象的です。
伊藤:実はお客さんが作ってくださったものなんです。クリエイティブな方が多いので、自然とこういった形で関わってくださることが多いですね。
Celeina:お客さんとの関係がとても良いことが伝わってきますね。
伊藤:お店の場所も、原宿の中でも裏原よりさらに奥の、奥原宿と呼ばれるエリアにあるので、都心でありながらローカルな雰囲気もあり、人との距離が近くて良い場所なんです。ぜひ遊びに来てください。
Celeina:奥原宿に行かれた際は、ぜひ。
タカノ:営業時間を教えていただけますか?
伊藤:基本的に平日のみの営業で、月曜から金曜の11時30分オープンでランチは15時までです。営業時間の詳細は、Instagramでご確認いただければと思います。
Celeina:さあ「FIST BUMP」、本日は原宿のカフェ「BOOKS BUNNY」の伊藤沙帆さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann