グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
1月16日は、芸人でアウフグースマスターのスター諸星さんからの紹介で、主夫であり、グルメ系の動画をYouTubeやTikTokで配信している、よぉちゃんさんが登場。芸人を辞めてYouTuberになった経緯や、バズるきっかけとなった江戸っ子風の語り口の誕生秘話、撮影するお店を選ぶコツについても伺いました。
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動画配信を始めたきっかけは、コロナ禍でコンビを解散したこと
Celeina(MC):今日お迎えしたのは、主夫であり、グルメ系の動画をYouTubeやTikTokで配信されているよぉちゃんさんです。よろしくお願いします。
よぉちゃん:よろしくお願いします。ちょっと待ってください、俺ってグルメ系YouTuberとかTikTokerみたいになっているんですか? 結婚する前まではただの浮浪者だったんですけど、結婚して専業主夫に格が上がりました。YouTubeは趣味でやっているだけなので、恐れ多いですよ。
タカノ(MC):YouTubeがすごいって聞いていますよ。
よぉちゃん:飯食っているだけですから、誰でもできるんですよ。
タカノ:この喋りを聞いていただいたらわかると思います。
Celeina:YouTubeチャンネル「よぉちゃんねるぅ」の登録者数は47万人を超えています。
よぉちゃん:えー! 240人だと思っていました(笑)。
Celeina:TikTokはさらに53万人ですよ。
よぉちゃん:アカウントあったんだ。
タカノ:何言っているんですか(笑)。
Celeina:すごいキャラが濃すぎて飲み込まれそうです。
よぉちゃん:ラジオ慣れしていないので緊張していますよ。
タカノ:我々より慣れている感じがします。TikTokを拝見したんですが、落語を聞いているかのようなテンポ感とリズムですよね。
よぉちゃん:ありがとうございます。おじさんが喋っているだけなんですけどね。
タカノ:話芸が素晴らしいですよね。
よぉちゃん:あれに「芸」とつけてくれるんですか?
タカノ:完全に「芸」ですよ。
よぉちゃん:そんなことを言ってくれるのは世界に1人ですよ。ありがたいな。登録者240人は全員アンチなんですよ。
タカノ:そんなわけない(笑)。
Celeina:全部嘘です。
タカノ:まずは、YouTubeを始めたきっかけを教えてください。
よぉちゃん:元々吉本興業で10年くらい芸人をやっていまして、EXITの兼近が同期です。コロナ禍でコンビを解散して1人になったんですが、また新しくコンビ組むのもなぁ、と思っていたんです。カップルと一緒ですよね。長い彼女がいたら、新しく恋人を探すのが面倒くさくなっちゃうじゃないすか。
タカノ:二の足を踏んでしまうんですね。
よぉちゃん:そうです。1人でやれることといったら発信だなと思って、飯食うだけだったらできるな、と始めたのがYouTubeとTikTokです。
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70歳を超えた飲み友達の口癖から生まれた「はいおつ〜」という決めゼリフ
タカノ:コロナ禍で始められたんですね。最初からグルメ系の発信されていたんですか?
よぉちゃん:そうでもないです。当時、街中のゴミを回収する清掃員のアルバイトをやっていたんですが、そこで働いているおっちゃんたちがめちゃくちゃ大好きだったんです。そこで、ハンちゃんという70歳を超えたおっちゃんと飲み友達になったんですが、その人の語り口が江戸弁のようなべらんめえ口調だったんです。だから最初は飯を食べるというよりも、べらんめえ口調でご飯屋さんを紹介していたんです。「はいおつ〜」もハンちゃんの口癖から生まれました。「昼飯何するよ?」っていう語り口もキレがあって好きで、それを真似したのが始まりなんです。
タカノ:師匠みたいな方がいらっしゃるんですね。
よぉちゃん:はい。大好きでいまだに交友関係があります。
タカノ:いいですね。バズったポイントがあったのでしょうか?
よぉちゃん:見ての通り、この感じでやっていたら、気付けばあれよあれよと積み重なった感じです。最初はグルメ映像もなくてカメラの前で喋っているだけだったんですけど、それがバズったんですよ。「今日昼飯をどうするよ、環状七号の真っ直ぐ行ったところがよ、これまたうめえんだよな」なんていうのを、ノー編集で1分間喋ったのがめちゃくちゃ伸びて。そのうちコメント欄で「よぉちゃんさぁ、実際に飯食いに行けよ」と言われたので、実際に行ってみることにしました。YouTuberとかTikTokerってこんな感じで編集するんだろうな、みたいな感じでご飯を食べている動画を作って、ナレーションはいつもの調子で喋っていたら、それが見事にハマったんです。
Celeina:すごいですね。コメントでファンの皆さんと一緒に共同作業で作っていったってことですか?
よぉちゃん:240人のチームがいますから。
タカノ:53万5000人です。全然数字が違うんですよね(笑)。
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愛されているお店で動画を撮りたい
タカノ:お店を江戸弁のような感じで紹介していくというスタイルですが、お店を探すコツはあるのでしょうか?
よぉちゃん:シンプルにネット徘徊です。偏りがあるのは好きじゃないので、色々なグルメサイトのコメントを照らし合わせて、満遍なく見ていますね。1番のポイントは、その店が愛されているかどうかです。例えば味が良くてもレビューが低いときは、大体接客が悪かったりするんです。接客が悪いイコール愛されていない、ということなので、愛されていない店はコメント欄が荒れるんです。私は愛されている店に行きたいなと思っていて。そうしたら、動画のいいねも伸びるんじゃないかなという発想ですね。
タカノ:今までに何店ぐらい紹介しているんですか?
よぉちゃん:今まで……7店ぐらいですかね。
Celeina:今日は数字がおかしいですよ(笑)。
タカノ:思い入れのあるお店があれば教えてください。
よぉちゃん:思い入れがあるお店はいっぱいあるんですが、昨日出演していたスター諸星の繋がりでいうと、サ飯です。サ飯といったらカレーですよね。去年の末にとんでもなくうんめぇカレーを見つけたんです。高田馬場でスナックの間借りで営業している「Curry Kitchen CACA」というお店で、ここのカレー食ったときぶったまげましたね。自分の人生で1番美味しかったです。
Celeina:何系のカレーなんですか?
よぉちゃん:一言で言うと、二郎系カレーです。聞いたことないですよね? カレーの商品名自体は、カレーチャーハンなんですよ。平たいお皿の上に、スープカレーみたいな感じのカレーがあって、その上にチャーハンが載っているんです。さらにその上に茹でた野菜があって、二郎系おなじみの油がどっさりかかって、チャーシューがゴロゴロ入っているカレーなんです。こういうのは男性が惹かれるじゃないですか。でも女性の皆さんも食べてごらんなさい。優しい味わいで、カレーが重たくなくて、スープカレーみたいにスルスル食べられるんです。チャーハンもパラパラで香ばしくて、めちゃくちゃ美味しいんです。それぞれがきちんと合わさって全く喧嘩をしない、最高のカレーです。
タカノ:残念ながら、お時間でございます。続きはYouTube、TikTokをご覧ください。
よぉちゃん:趣味でやっていますので、ぜひYouTubeを見てください! よぉちゃんでございました。ありがとうございました。
Celeina:本日の「FISTBUMP」は、よぉちゃんさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann