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多言語で詩作する佐藤雄太は、いかに美しい響きの韻が踏めるかを意識する

2025.1.17

#BOOK

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

12月26日は、現役大学生の有隅央さんからの紹介で、大学でインド文学を学びながら、様々な言語で詩の創作も行う佐藤雄太さんが登場。インドの古典文学『バガヴァッド・ギーター』の話や、詩を創作する時に大切にしていることなどについて伺いました。

ヒンディー語をはじめ、さまざまなインドの言語を教えている

タカノ(MC):佐藤さんは、現在大学院の博士後期課程に在籍しながら、大学の非常勤講師としてインドの言語を教えられています。インドの言語というと、ヒンディー語のイメージが強いですが、具体的にはどのような言語を教えているんですか?

佐藤:まず、ヒンディー語のことを「ヒンドゥー語」と間違って言う方が多い中で、タカノさんが「ヒンディー語」とおっしゃっただけでもすごく詳しいと言えると思います。

Celeina(MC):私は「ヒンドゥー語」だと思っていました……! 「ヒンディー」と「ヒンドゥー」にはどのような違いがあるのでしょうか?

佐藤:ヒンドゥー教という宗教があって、ヒンディー語という言語があるんです。語源は近くて混同されがちなんですが、別物なんです。

タカノ:他にもインド国内に色々な言語があるんですよね?

佐藤:そうですね。ベンガル語やタミル語、マラヤーラム語とか、数えだすとキリがないくらいあります。

タカノ:佐藤さんはどの言語を教えていらっしゃるんですか?

佐藤:私が教えているのはヒンディー語と、あとサンスクリット語と呼ばれる古代の言語です。それらを大学生とか一般の方に向けて教えていますね。

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