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所属しているチームが『D.LEAGUE』に参戦するタイミングで、会社を辞めてダンス1本に
Celeina:そんな生活の中で、プロダンスリーグ『D.LEAGUE』に参加するタイミングがやってきたんですよね。
INFINITY TWIGGZ:そうですね。コロナ禍で、僕が会社員として3年働いたくらいのタイミングでした。「Twiggz Fam」のボスに、『D.LEAGUE』でチームを持たないかという話が来て、参戦することになった時に声をかけていただいたんです。ボスは「MASAKIは就職しているし、やらないだろう」と思っていたみたいで、軽い感じで声をかけられたんですけど、僕の中では、仕事を辞めてダンスに集中するタイミングはここなのかなと思いました。
3年間、会社員をしながら本気でダンスをやってみたからこそ、ダンスで食べていくのは難しいんだなと実感しました。ただ、『D.LEAGUE』ができたこのタイミングを逃したら、恐らく一生社会人をやりながら趣味でダンスをやっている人みたいに見られちゃうんだろうなと思ったんです。親に相談したら、1番反対していたお父さんが「行ってこい」と言ってくれたんですよね。
Celeina:INFINITYさんの努力を見ていたからですよね、きっと。
INFINITY TWIGGZ:そうなんですかね。もっと話し合うことになるのかなと思ったんですけど、すぐに「30歳、40歳になった時にお前が後悔しないように行ってこい」と言ってもらって。給料形態もわからないし、コロナ禍で『D.LEAGUE』が開催されるのかもわからない環境の中、仕事を辞めるという選択をしないといけなかったので、毎日胃がキリキリ痛む思いをしながらどうしようか迷っていました。