メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

ダンサーのUNOは、一捻り加えて面白くするクリエイティビティを持ち味に活動する

2024.11.12

#STAGE

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

9月11日は、タップダンサーの安達雄基さんからの紹介で、ダンサーのUNOさんが登場。ダンサーだけでなくクリエイターを目指すきっかけとなったエピソードや、もう1つの活動拠点であるポートランドの魅力について伺いました。

何かを作り上げるカッコいい大人になりたい

Celeina(MC):今日登場してくれるのは、ダンサーのUNOさんです。

UNO:ダンサーのUNOです。今日、J-WAVEにお邪魔したら、友達が沢山J-WAVE内をウロウロしていまして、ホームな気分で参戦しております。よろしくお願いします。

タカノ(MC):我々もやりやすいです(笑)。ラジオはよく聞かれるんですか?

UNO:はい。子供の頃から、朝からお母さんとラジオチャンネルバトルを繰り広げたりして、ラジオっ子として育ちました。「81.3~♪」と歌えるぐらい、J-WAVEも大好きなので、今日はワクワク、ウキウキ、ドキドキしながらお邪魔させていただいております。

Celeina:ありがとうございます。そんなUNOさんですが、安室奈美恵、SPEED、湘南乃風、7ORDERなど、数多くのアーティストのライブにダンサー、振付師、演出家として携わっています。また、現在は日本とアメリカのポートランドに拠点を持ち、 さまざまな職種のプロジェクトのクリエイティブディレクターなどとして幅広く活動中でございます。

UNO:色んな先輩やお友達など、素晴らしいアーティストさんに囲まれて、すごく素敵な人生を送っております。

Celeina:現在はダンサーとしてはもちろん、振付師、演出家としても活動中ですが、そのきっかけは何があったんでしょうか?

UNO:きっかけは遡ること、20年ぐらい前です。EXILEの”Choo Choo TRAIN”が大ヒットしていた頃に、初期のEXILEの皆さんや、その仲間のお兄ちゃんたちと出会って、それがきっかけで本格的にダンスの道へ入りました。それまでも、なんとなくふんわりダンスはやっていたんですが、そのお兄ちゃんたちに会って、「お前、本気を出してやってみろよ」と背中を押されるまま頑張っていたら、ちょっとダンスが上手になっちゃって。それがダンサー人生をスタートするきっかけです。

その時に、初期のLDHのように、友達やメンバーで会社を作って、マンパワーで色々なことをクリエイトしていく後ろ姿を見て、私も大人になったら表に出るだけではなくて、何かを作ったりできるカッコいい大人になりたいと思ったんです。中学生や高校生ぐらいの頃から、ステージに立つことはもちろんですが、演出家や振付師などのポジションにすごく憧れを抱いていました。

「変わり者でいようぜ」というスローガンに惹かれ、直感でポートランドへ

タカノ:ダンサー、振付師、演出家、そしてクリエイティブディレクターとしても活動されていますが、UNOさんが仕事をする上で、クリエイティブな面で大事にしているところはどこでしょうか?

UNO:私は、面白いという角度をすごく大事にしています。クリエイターの中にも、カッコいいが得意な方、可愛いが得意な方、綺麗が得意な方がいますが、私は英語で言うと「Twisted」という、ちょっと一捻り効かせることを大事に思っています。それを学んだのはストリートカルチャーからですね。あまり化粧しすぎたものよりも、生身を残した良さを活かしつつ、でも一捻り効かせたら、「あら、こんな面白くなっちゃったじゃない」ということが、私のクリエイティブディレクターとしての持ち味なのかな、とか(笑)。

Celeina:面白いがキーワードになっているんですね。

タカノ:UNOさんは、ポートランドと日本で暮らしていますが、それもクリエイティブ面に影響しますか?

UNO:私は、ポートランドへ行ったことないのに、直感で決めて、拠点を移したんです。

Celeina:えっ! それこそ面白すぎますよね!

UNO:ポートランドは「Keep Portland Weird」、「変わり者でいようぜ」がスローガンなんです。街の中心地に、でかでかとその言葉が書いてあるんですよ。そういう話を聞いたり、ポートランドに行ったことのある友達から「UNOちゃん、多分ポートランドと合うと思うよ」と言われたりしたので、感覚的に「私、多分ポートランドへ行ったほうがいいっぽいな」と思って、活動拠点を移しました。

Celeina:じゃあ、今は1年の中でポートランドにいる時間のほうが長いですか?

UNO:ちょうど今年と来年はロングプロジェクトがあるので、日本に拠点を戻して、たまにポートランドへ帰るというようなライフスタイルを送っているので、行ったり来たりして過ごしています。ポートランドって、田舎町にぽつんとあるアートシティーみたいな感じなんです。新宿みたいな場所はなくて、メインの街のカラーは、三軒茶屋と高円寺と裏原宿を混ぜたような場所で。その周りに、山や川、海があるという感じなので、変わり者がいっぱい潜んでいます。

Celeina:ポートランドへ行ってみたいです。

UNO:ぜひ。東京にいると、ちょっとハッスルして忙しすぎることがあるじゃないですか。スローダウンしようと思っても、駆け足が止まらない生き方になっちゃうんですけど、たまにポートランドへ行って、自分の中で空気を入れ替えることが、すごくバランスがいいのかなということを、ここ数年思いながら行ったり来たりしています。

『Shibuya Street Dance Week 2024』のアンバサダーに

Celeina:いいですね。今お話を聞いていて、暮らしのヒントをお伺いできた感じもします。そして、UNOさんの今後の予定を教えてください。

UNO:今回私が日本に舞い戻ってきたのは、7ORDERというグループと一緒にいろんなことを発信していこうというのが、メインの仕事としてあるからなんです。彼らも面白いバックグラウンドを持っているグループなので、彼らと一緒にいろんなことをしていきたいというのが1つ目です。あとは、11月に代々木公園で、『Shibuya Street Dance Week 2024』というダンスのフェスがあるので、その運営企画、そしてアンバサダーとして携わります。11月23日は、ぜひ代々木公園に踊りに来てください。

Celeina:ありがとうございます。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

UNO:素敵なレイディがやってきますよ。水墨画アーティストのCHiNPANさんです。CHiNPANさんとは、私が渋谷の宮益坂や道玄坂で遊んでいた時代に、ストリートでできたコミュニティで知り合ったんですが、男の子連中の中に紅二点みたいな存在でした。カルチャークイーンであり、アーティストとしても素晴らしいので、皆さんお楽しみにしてください。

Celeina:ありがとうございます。明日は水墨画アーティストのCHiNPANさんに繋ぎます。「FIST BUMP」今日はダンサーのUNOさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS