メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

リトルプレス制作者 / 韓日文芸翻訳者の広岡ジョーキは、好奇心をもとに幅広く活動する

2024.9.28

#BOOK

サウナに行くなら「ウィスキング」の体験がおすすめ

タカノ:そして広岡さんおすすめのサウナをお伺いできると嬉しいです。

広岡:どこか特定の施設というよりは、最近はウィスキングというものをおすすめしています。名前からは想像がつかないと思うんですけど、サウナ室内で植物を使ったセラピーみたいなことをやるんです。

Celeina:木の枝を束ねたものを叩きつけるみたいな……?

広岡:そういうイメージがありますよね。植物の枝葉束ねたものをウィスクというんですけど、ウィスクで叩くだけじゃなくて、水蒸気を絡めて上で振ったりするんですよ。それでサラサラと木の音を出したりして。あと、そもそも寝転がる床にたくさんウィスクが敷いてあって、そこに横になって、マイスターと言われる人がスクラブを使ってマッサージをしたり、いろんな施術をしてくれるんです。

Celeina:行きたいです! 都内でもウィスキングを行なっているところはあるんですか?

広岡:色々あると思うんですが、渋谷SAUNASと、神田のSaunaLabがおすすめです。

Celeina:いいことを聞きました。タカノさんはウィスキングを体験したことはありますか?

タカノ:1、2回くらい受けたことがありますね。

Celeina:ウィスキングされると普段のサウナのととのいとは違いますか?

広岡:違いますね。すごくスローというか、じっくり時間をかけて温めたりするんですよ。最後頭に冷たい水をかけたりすると、ピシャーみたいな感じになってととのいます。最近森林浴にもよく行っているんですけど、ウィスキングというのは森を感じることなんですよ。なので、森林セラピーに行った後にウィスキングの施術を受けると、昨日の森の記憶がよみがえるみたいなことが起きたりします。

タカノ:本当にサウナ行きたくなっちゃいますね。他にも地方とかで何かおすすめの変わったサウナとかありますか?

広岡:今はもうないんですけど、私の出身地の近くにウォータースライダーが付いたサウナがありました。サウナ室がちょっと上の方にあって、その隣に水風呂があって、さらにその隣にウォータースライダーの入口が開いているという。

タカノ:すごく面白いですね。

Celeina:そのウォータースライダーはどこに行くんですか?

広岡:1周半くらい滑った後に下のプールに落ちるんです。当然、事故死しないように20度ぐらいのぬるい水風呂があったんですけど。そこではサウナ室に入って水風呂に入った後に、スライダーというのが定番の流れでした。

Celeina:外気浴の代わりにスライダーなんですね。

タカノ:アトラクションみたいで面白いです。

広岡:子供の頃からそのサウナに行っていたので、原体験がサウナ、水風呂、スライダーなんですよね。大人になってから、自分の家が変だったって気がつくみたいな感じで、大人になってから自分の行っていたサウナ施設は変だったって気がつきました。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS