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長野への移住で得た、充実したライフスタイル
Celeina:飯田さんは2021年から長野に移住されたそうですね。長年、東京で活動されていたと思いますが、どんなことを考えて決断されたのですか?
飯田:コロナ禍は世界的にもすごく大きい出来事で、いろんなことが変化したじゃないですか。当時、僕はアメリカの企業に勤めていたんですけど、リモートワークが当たり前になって、家でも家じゃないところでも仕事ができる環境がデフォルトになってきました。それをすごくチャンスだと思ったんです。長い間東京で生活してきたけど、そろそろ東京じゃない場所で、豊かな生活をしたいと思いました。そうやって求めていたら、今僕が住んでいる長野県の湖畔に出会った感じです。
タカノ:飯田さんのお家の目の前に湖があるんですか?
飯田:僕の家の前に自分の桟橋があって、湖に繋がっているんです。今はそういう環境で生活しています。
Celeina:自分の桟橋! パワーワードです(笑)。
タカノ:毎日どんな生活を送っているんですか?
飯田:毎日、日の光が湖の水面にあたって、そのキラキラした反射が天井に映っているのを見ています。僕はテレビを持っていないし、ここ十何年観てないから、家から見える風景が1つのピクチャーなんです。毎日違う風景がピクチャーとして見られるというところから朝が始まるので、毎日ファンタジーの中で生きているという感じかな。そういう生活がしたかったんです。
タカノ:お仕事的には基本的にはリモートで?
飯田:はい。東京の仕事もしていますが、長野で自分達でマルシェを開催するなど、いわゆる地元ローカルなこともやっています。だからどちらかというと、僕はすごくハイブリッドな働き方をしていると思っています。別に田舎に引っ込むわけでもなくて、東京の最先端にもいながらも、体の置く場所は大自然の中みたいな。そこを行き来しているのが、ワープしているみたいですごく楽しいです。だから、今のライフスタイルは最高に自分の中でフィットしていると感じます。