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興味を持ったら背景をとことん掘り下げて、独自の解釈をする
タカノ:他にはどんなお洋服をお持ちいただいていますか?
さとみ:ウズベキスタンで男女ともに着られている民族衣装です。これはスザニと言われている刺繍のガウンになります。

タカノ:クジャクみたいな鳥のモチーフの刺繍ですね。
さとみ:はい。他にもモチーフは、太陽や火などたくさんあります。
Celeina:ウズベキスタンでスザニは、どういった時に着るものですか?
さとみ:普段着です。ウズベキスタンという国自体がモザイクタイルでできた街並みで、たしかにこの文化だったらこういう洋服が作られると感じます。
タカノ:それにしても、先程お話されていた、フランスで中国の洋服をセレクトするという切り口がすごいと感じました。
Celeina:そうしようと思ったきっかけは何かあったんですか?
さとみ:1つのものに興味を持つと、背景を調べたくなって、そこからどんどん掘っていって何かに行き当たったり、そこから独自の解釈をしたりするのが昔から好きなんです。
Celeina:たしかに、ものに触れる時って、その背景や歴史を知ると向き合い方が変わりますよね。それがお洋服でも同じことが言えるということですね。