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大人になって気付いた、花のある空間の魅力
Celeina:具体的に、何屋さんをやろうかなというのは決まっていたんですか?
三谷:全く決まってなかったです。コーヒー屋さんやろうかな、服屋さんやろうかなとか色々考えていたんですけど、行き着いた先はお花でしたね。
サッシャ:なぜ花に?
三谷:自分が小さいときから植物に触れる機会はあったんですけれども、大人になってから初めて、お花のある空間ってすごくいいなと思って。
サッシャ:コロナ禍でそう感じた人も多かったんじゃないですかね。
Celeina:確かに。
三谷:お花がある空間を自分のデザインにも何か引っ張れないかなと思って、お花の仕事も副業としてやっています。
Celeina:お店を開く前に、お花の勉強をされていたということですか?
三谷:そうなんです。ホテルで婚礼の装花をやっていました。
Celeina:めっちゃ大変そう。
三谷:めちゃくちゃ大変でした。平日は設計事務所、土日はホテルに通って装花を学んでいました。
Celeina:大忙しですね。
サッシャ:凄いなと思うのは、デザイナーとして独り立ちしているのに、また誰かに教えを請うわけですよね。怒られたり、学んだりしなきゃいけないじゃないですか。大人になってからって、なかなかしんどいですよ。
三谷:そうですね。歯を食いしばってやりましたね。
サッシャ:素晴らしい。大人になってもそういうことができるだけで、大成功ですよ。