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渋谷の古着屋「Lee Loo」のオーナー・ホリケンが魅了される、店を通じた人との出会い

2024.5.14

#FASHION

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

2月15日はバンド「PLASTICZOOMS」のSHOさんのご紹介で、渋谷のヴィンテージショップ「Lee Loo」のオーナー、ホリケンこと堀内健太さんが登場。古着屋の始めかたや、お店の人気商品であるヴィンテージTシャツについてお話を伺いました。

16歳で志した古着屋を始めるまで

Celeina(MC):ホリケンさんとお呼びして大丈夫ですか?

ホリケン:もちろんです。小学生からずっとホリケンと呼ばれています。

Celeina:いつ古着屋さんを始めたんですか?

ホリケン:高校生の時からずっとやりたかったんですけれど、5年前に始めました。

タカノ(MC):古着屋さんをやりたいと思ったのは、何がきっかけだったのですか?

ホリケン:16歳のときに、当時通っていた古着屋のオーナーさんが服について色々教えてくれたのがすごく楽しくて。だから僕もいつか、同じようなことをやりたいと思ったのが最初です。

Celeina:16歳って早くない? だって古着ってもちろんお手軽なものもありますけど、値が張るものもあるわけじゃないですか。

ホリケン:16歳なりにエンジョイしていましたね。そこまで高いものは買えませんでしたが、掘り出し物を探すのも楽しかったです。

タカノ:根本的な質問なんですけど、古着屋さんってどうやってオープンするんですか?

ホリケン:開業届を出して古物商許可証があれば、あとは商品を仕入れて売る場所があれば誰でもできます。今はオンラインショップだけのお店も多いですね。

Celeina:ホリケンさんは最初からお店を出されたんですか?

ホリケン:最初はInstagramで通販をしていたのと、週末にポップアップに出ていました。それを1年半くらい続けた後に、お店を出しました。

タカノ:お店の場所はどうやって決めたんですか?

ホリケン:最初はポップアップをさせてもらうことも多かった高円寺にお店を出して、その後渋谷に移転しました。移転したのは、渋谷PARCOでポップアップをやらせてもらった時に客層が違って楽しかったからです。渋谷はファッションでは日本の中心の1つなのでそこで勝負したい気持ちもありました。

買い付けで出会ったレジェンド、ドン・ロック

タカノ:お店の名前「Lee Loo」はどういう意味なんでしょうか。

ホリケン:リュック・ベッソン監督の映画『フィフス・エレメント』(1997年)に出てくるミラ・ジョヴォヴィッチ演じるキャラクターの名前から取っています。

Celeina:どんな映画がお好きなんですか?

ホリケン:古い映画を見ることが多いですけれど、最近のも面白そうなのは映画館に行って観ます。

Celeina:映画関連の古着も扱っていますか?

ホリケン:あります。今お店に出していてお気に入りなのは『キル・ビル』(2003年)のスタッフジャケットですね。あと『アルマゲドン』(1998年)のスタッフジャケットもあります。

Celeina:ファンの人は絶対欲しいよね。

タカノ:スタッフジャケットが多い(笑)。

ホリケン:映画関連や音楽関連はたくさんあります。

Celeina:海外に買い付けに行かれるんですか?

タカノ:アメリカの色んな州や、ヨーロッパはイギリス、フランス、ドイツやベルギーなどに行っています。

Celeina:どれくらいの頻度で行くんですか?

ホリケン:3ヶ月に1回くらいですね。3〜4週間くらい行って、帰ってきて2ヶ月くらい日本でお店をやって、また買い付けに行って、という周期です。

タカノ:買い付け旅行で印象的だった出来事はありますか?

ホリケン:一番印象的なのは、初めて買い付けでアメリカに行ったとき、ドン・ロックというアメリカのレジェンドアーティストと知り合ったことですね。Butthole SurfersとかSonic YouthのTシャツやアートワークをデザインしている人で、ジム・ジャームッシュのイベントのフライヤーなども手がけています。それ以降、さらにアメリカのカルチャーにのめり込むようになって、僕の人生が変わりました。

タカノ:すごい! どうやって出会ったんですか?

ホリケン:一緒にアメリカに行かせてもらった、前橋にある「ONE OF THEM」という古着屋さんのオーナーの松本隆太さんが知り合いで、ご紹介いただきました。

Celeina:古着屋さん同士の横の繋がりも結構あるんですね。

ホリケン:古着屋さんってものすごく沢山あると思うので、みんながみんなではないですけれど、お世話になっているお店の方とは一緒に買い付けに行ったり、イベントをやったりすることもあります。プライベートで飲みに行ったりもしますね。

Celeina:さあここで1曲まいりましょうか。ホリケンさんにみんなで一緒に聴きたい曲を選曲いただきましたけれども、選曲理由から教えてください。

ホリケン:とにかく大好きなバンドの大好きな曲で、お店は1時から8時に開けているんですけれど、後半で「残りも頑張ろう」みたいな感じでかけている曲です。アップテンポで元気が出ます。Melvinsで“Honey Bucket”。

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