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目標はパリオリンピック。プロBMXレーサー・中井飛馬は5歳でBMXに魅了された

2024.5.7

#OTHER

BMXレースはエキサイティングな「自転車の格闘技」

Celeina:中井さんは現在、南フランスを拠点にBMXプロレーサーとして活動されていて、今は一時帰国中ということなんですよね。     夏のパリオリンピック出場を目指されているということですが、まずはBMXレースについて簡単に教えていただきたいです。「自転車の格闘技」と呼ばれているんですか?

中井:BMXの中にも色んなジャンルがあります。フリースタイルで技を決める「パーク」とか、街のなかでスケボーみたいに走る「ストリート」とか。僕がやっているのは「レース」なんですけど、最大8人で一斉にスタートを切って、タイムを競うんです。陸上競技みたいにトラックで区切られてもいないので、ぶつかったりとか、進路妨害をしたりとかが認められているんです。

Celeina:進路妨害までOKなんだ!

中井:そうなんですよ。だからレース中に肘と肘がぶつかったりとか、相手を転がしちゃったりとか、そういうことが沢山あります。なので、日本では「自転車の格闘技」と言われているぐらい、エキサイティングな競技です。

タカノ:コースもアップダウンがあって、でこぼこしているというか。

中井:各コースごとに、特色があるんです。このコースはジャンプが大きいとか、細かくてテクニカルとか、ストレートが長いとか。色々あるので、全てのレースに違った面白さがあるんですよね。

Celeina:映像で見ているとすごくスピードが速そうなんですけど、時速で言ったら何キロぐらい出ているんですか?

中井:スタートしてから約2秒でスタートヒルという坂を下るんですけど、そこで時速60キロぐらいですね。

タカノ:原付より速いんだ。

中井:それで8人が一斉に下って、動きもたくさんあるので、見ている側はすごくアドレナリンが出ますね。

タカノ:どういう部分に注目したらより楽しめますか?

中井:レースの中での激しいぶつかり合いは、見たことない方でもすごくエキサイティングになれると思います。あとは、トーナメントは4人ずつ上がっていくんですけど、トップの選手だけじゃなくて4位争いも激しいので、面白いと思います。

タカノ:4位と5位の境目があるんですね。

中井:そうですね。あとはやっぱり自分の推しの選手を注目して見ると、色んな動きがあって面白いです。

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