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津軽三味線の難しさとアドリブ演奏
Celeina:改めてになりますが、津軽三味線はどういった楽器なんですか? そもそも三味線は何種類かあると思うんですが。
小山:大きく分けると太棹、中棹、細棹の3種類に分類できます。津軽三味線はその中でも、太棹と呼ばれる1番大きな楽器に当たります。
Celeina:それぞれどんな違いがあるんですか?
小山:津軽三味線の特徴は、右手に持っている撥で太鼓の部分を叩いてリズムを作りながら、左手で弦楽器のように演奏する点です。「打弦楽器」とも呼ばれています。
タカノ:打楽器も兼ねているんですね。
Celeina:演奏するのも難しそうです。
小山:ギターのようにポジションがマークされていないので、音がずれやすかったりとか、テクニカルなポイントも多いですね。
Celeina:スタジオに津軽三味線を持ってきていただいているので、演奏をお願いいたします。
小山:何となく、アドリブでやってみます。(演奏披露)
Celeina:最高!
タカノ:かっこいい!
小山:だいぶ遊んでしまいました。(笑)
タカノ:アドリブなんですね。
Celeina:セッションみたいなことですか?
小山:一応頭に浮かんできたものをやっています。今のだと民謡っぽい所から入って、お正月感があるものをやった後、ロックのような部分を入れました。
タカノ:弦の振動がすごくいいですね。この距離で拝見させていただいて、贅沢でした。
Celeina:ありがとうございます。最高です! さあ、ここで1曲お届けしようと思います。小山さんが三味線で参加された楽曲です。ずっと真夜中でいいのに。で“機械油”。