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21世紀に生まれたレトロポップガール・リサが語る、1980年代のカラフルでポップな魅力

2024.3.19

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

12月6日は、古いガジェット蒐集家の中野聖さんからの紹介で、レトロポップガールのリサさんが出演。今回は、1980年代を表現した作品撮りや音楽などの自身の活動の話だけではなく、当時の鉄道の魅力についても伺いました。

レトロポップガール誕生のきっかけは1980年代の音楽への興味から

Celeina(MC):リサさんのプロフィールを追いながら、色々とお話していきます。2001年生まれの22歳で、17歳の頃にお母様が流した曲をきっかけに、1970年代末期から1980年代初頭のサブカルチャーが大好きになったとのことですけれども、きっかけの曲があるのでしょうか?

リサ:きっかけの曲がこの後流すYELLOW MAGIC ORCHESTRAの”TECHNOPOLIS”です。

Celeina:“TECHNOPOLIS”をお母様が流して、「これは何?」と思ったのですか?

リサ:そうですね。歌詞がない曲ですが、最後まで飽きずに聴けるという内容の濃さから、1980年代の音楽が面白いと思うようになりました。

Celeina:1970年代末期から1980年代のカルチャーが好きということですけれども、今日の装いもまさにレトロポップガールですね。

リサ:ありがとうございます。

Celeina:今日も巻き髪でいらっしゃいますが、 これは何年代頃の髪型になるのでしょうか?

リサ:このヘアスタイルは、竹内まりやさんが1970年代末期ぐらいにやっていた髪型をイメージしてやってみました。

Celeina:かわいいですね。すごくくるくる。

タカノ(MC):タイムスリップしてやって来たという感じがしますね。

リサ:嬉しい。ありがとうございます。

昭和後期が好きな友人たちと1980年代当時を再現

タカノ:ドラマーとの噂も聞いております。

リサ:元々、音楽を好きになったきっかけはThe Beatlesでした。それも親が聴いていたことがきっかけで、そこからドラムを始めるようになりました。この後、今日もスタジオ練が入っています。

タカノ:バンド活動?

リサ:バンド活動もしています。

Celeina:かっこいい!

タカノ:音源はあるのでしょうか?

リサ:音源は、昔少しだけ出していたのですが、最近は出していないので、これから出していきたいです。

Celeina:バンドは皆、レトロポップな感じなのでしょうか?

リサ:そうですね。バンドは1960年代の洋楽寄りの感じです。

Celeina:赤盤ですよ。

タカノ:確かに青盤ではない。

Celeina:聴いてみたいですね。そして、21歳の時に、同じく昭和後期が好きな友人たちと1980年代当時を再現した作品撮りをするようになったそうです。Instagramに載せていらっしゃる写真も作品ですか?

リサ:そうですね。昭和好きで、ヘアメイクやカメラが得意な友達がいるので、皆で家に集まって、こういうものを小道具にしながら作品撮りをやっています。

Celeina:今、こういうものと仰っていましたけれども、スタジオに1970年代、1980年代の資料、雑誌を持ってきていただいております。

リサ:あとはレコード、カセットテープ、ウォークマンです。

タカノ:『DELUXE少年マガジン』?

リサ:私は中森明菜ちゃんが大好きなのですが、この雑誌の中にはピンナップが入っていて、とてもお気に入りの1冊です。

タカノ:どこで見つけるのですか?

リサ:神保町の古本屋ですね。色んなものが揃っています。

カラフルな1980年代の鉄道を追いかけて全国へ

タカノ:僕が気になったのは、『鉄道ジャーナル‘81』の「特集 急行列車はどこへ行く」。これは何ですか?

リサ:1980年代を追っていく中で、鉄道も好きになってしまったんです。私はいわゆる鉄オタなのですけども、その中でも『鉄道ジャーナル』に載っている1980年代の鉄道が好きで調べています。これは、私が一番好きな185(いっぱーご)系という特急車両なんです。

Celeina:全然、鉄道はわからないんですよ(笑)。

タカノ:魅力は何ですか?

リサ:私が生まれた頃には、電車というものは銀色のステンレスの車両が多かったのですが、昔の国鉄は鉄でできているので、カラフルに塗装されていて、見た目が可愛いなと思ったところから入りました。

タカノ:確かにデザインが可愛いですね。

Celeina:こうやって見るとカラフルですね。

タカノ:1980年代の車両は今も残っているのですか?

リサ:残っています。それを追いかけて、地方に写真を撮りに行くこともあります。

Celeina:本格派ですね。

リサ:1980年当時に使われていた車両がまだ地方に残っていて、今でも走っているので、それを調べて追いかけています。

タカノ:好きな電車は「101系」というのですか?

リサ:そうですね。101系と103系です。これも先ほど言ったのと同じで、40代以上の方は走っているのを見たことがあると思うのですけども、いわゆる山手線や総武線として走っていた車両は、車体全部が黄色や緑に塗装されていました。それを見たときに、昔の山手線はこんなに可愛かったんだと衝撃を受けて、そこから鉄道にハマりだしました。

Celeina:リサさんは、音楽、ファッションだけではなく、鉄道でも1980年代がお好きということですけれども、その魅力は何ですか?

リサ:私は2001年生まれなのですが、1980年代は今と違ってちょっと好景気で、ファッションも文化も全部が勢いに乗っている感じがします。ファッションの変わりようや、新しいガジェットやウォークマンが出るスピードが、私にはすごく魅力的に映ります。

Celeina:高揚感がありますね。

タカノ:景気が良くて、これから色んな文化がどんどん盛り上がっていくぞという雰囲気というか。

リサ:カラフルで、とても魅力的だと思います。

タカノ:素敵なお話を聞けました。このあたりで一曲お送りしたいのですけれども、先ほど話していただいた曲ですね。リサさんから曲紹介をお願いします。

リサ:YELLOW MAGIC ORCHESTRAで、”TECHNOPOLIS”。

https://open.spotify.com/intl-ja/track/5MtYHSbBf38SdGWsaBVdsv?si=2660249e41774f22

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