INDEX
コロナ禍を経て感じた、芸人と観客の距離感の変化
Celeina:K-PROの立ち上げから来年で20年というお話がありましたが、児島さんが感じる最近のお笑い界の変化はありますか?
児島:コロナ禍を挟んだことによって、芸人さんにライブ終わりにファンレターを手渡ししたり、お話したりする出待ちという文化がなくなったんです。それで芸人さんとお客様との距離感が変わったかなという印象があります。それまではお客様が直接感想を言う機会もあったんですが、今はお客様がSNSで感想をつぶやいて、それを芸人さんがエゴサーチすることが増えましたね。
Celeina:なるほど。
児島:あと最近は、本格的に芸人さんを目指している方が増えてきた感じがします。それまではただの人気者になれればいいとか、モテたいとかっていう人が多かったんですけど、今は「僕たちは舞台でお笑いをやりたいんだ」っていう方達が増えてきたっていう印象ですね。
タカノ:距離感で人って変わってくるじゃないですか。近すぎると親近感があるけど、距離感が遠いと憧れとか、かっこいいと感じる。
児島:そうですね。憧れの芸人さんを舞台に見に行くっていうお客様が増えたイメージですね。
Celeina:『M-1グランプリ』の応募総数が増えているのも、そこに理由がある気もしますね。
タカノ:芸人さんたちかっこいいですもん。僕も憧れていますよ。
児島:ネタ合わせしている様子を見るとグッときますね。
タカノ:お笑い芸人といえばなんですけど、この番組のレポーターにデンコーセッカの柳木ガリがいまして。
児島:おー! ガリさん! お世話になっています。
Celeina:こちらこそですよ!
児島:ガリさんは若手のお兄さんみたいな感じで、MCをやったりとか1人で何分も場を繋げるような方なので、本当に実力派ですね。
タカノ:レポートも毎回分かりやすいですからね。
Celeina:こうやってガリさんのことが褒められていると嬉しいですね。ファミリーみたい。
児島:ガリさんは逸材なので頑張っていただきたいですね。