グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
12月11日は、スイーツメディア「ufu.」の編集長、坂井勇太朗さんが登場。スイーツへの愛やおすすめのスイーツ、自身が編集長を務める「ufu.」で伝えていきたいことを中心にお話しを伺いしました。
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きっかけはレモンの輪切りのあのアイス
Celeina(MC):まずは坂井さんのプロフィールをご紹介します。2010年に立教大学を卒業後、育児雑誌『ひよこクラブ』編集部を経てベネッセコーポレーション『サンキュ!』編集部へ。その後、2020年にスイーツメディア「ufu.」の編集部を立ち上げ編集長に就任。 好きなスイーツはショートケーキとチョコレートとのことです。
最近はスイーツプロデューサーとして、お菓子を通じた開発やコンサルティング、プロダクトマネージャーなど幅広く活躍。そして『マツコの知らない世界』にご出演されるなど、スイーツへの愛を様々なメディアで発信されています。
タカノ(MC):坂井さんはいつからスイーツにはまったんですか?
坂井:子どもの頃からスイーツは好きでしたが、本格的にはまったのは社会人になってからですね。雑誌の特集でコンビニの企画をしたときに、身近なお菓子で「こんなにこだわりがあるんだ」「すごく研究されて作られたものなんだ」とか、美味しくて面白くてどんどんのめり込んでいったんです。そのあとにパティスリーだったりレストランだったり、色んなお菓子の世界に魅了されていきました。最初はアイスクリームにはまりましたね。
タカノ:アイスクリーム!
Celeina:気になりますね。どんなフレーバーだったんですか?
坂井:そのときすごく好きだったのは「サクレ レモン」とか。さっぱりしたものが意外と好きでした。
Celeina:昔からあるものですが、社会人になって再発見した美味しさということですよね。
坂井:そうですね。レモンの輪切りが入っているのってすごいなとか。
タカノ:はじまりはクリーミー系のスイーツじゃなかったところも面白いですね。今はショートケーキとチョコレートがお好きだということなので。
坂井:ショートケーキも元々は生クリームが好きではなかったのですが、春日にあるAVRANCHES GUESNAYのショートケーキを食べて、美味しいと思ったのが始まりでした。それから「生クリームって美味しいお店のものは本当に美味しいんだ」と大好きになっちゃいました。
タカノ:やっぱり違うんですね、生クリームって。
坂井:全然違いますね。重たいって思う人もいらっしゃると思うんですが、そんな感じは全くなくて。スルスルと食べられちゃうので気づいたら無くなっています。
Celeina:お菓子担当を番組内でさせてもらっていて「スナソニ」と言ってスナックフェスみたいなものをやったこともあるんですが、坂井さんのお話を聞いていて、まだまだ勉強が足りないなと思いました。
タカノ:弟子入りしたらいいかもね。
坂井:ぜひ!
Celeina:色々と教えてください!
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進化するスイーツたちとの毎日
タカノ:毎日スイーツを食べていると聞きました。
坂井:仕事柄というのもありますし、個人的にも好きなのでスイーツを食べることは多いですね。昨日はシュトーレンの食べ比べ会をプライベートでしていて、25本も集めてしまいました。
Celeina:ひと切れだけ集めても25切れになりますよね?
タカノ:これはちょっと満腹になりそうですね。
坂井:もう夜ご飯は食べられなかったです(笑)。
タカノ:でも幸せですね!
Celeina:最近はシュトーレンにはまっているんですか?
坂井:そうですね。今年はすごく流行っているなと思っています。日本ではそこまで馴染みのないものでしたが、最近はパン屋さんやお菓子屋さん、レストランでも出すようになってきているんです。
断面が美しいシュトーレンが出たり、お菓子のアポロを模したように上がイチゴで下がチョコみたいなものもあったり、どんどん進化しています。それが面白くて、みんなで食べ比べするのはすごく楽しかったです。
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和の余韻に心も踊るチョコレートケーキ
Celeina:シュトーレンがすごく気になりますが、今日は坂井さんおすすめのクリスマスケーキがスタジオに来ています!

タカノ:いらっしゃいませ!(笑) こちらはどこのケーキなんですか?
坂井:パークハイアット東京のブッシュナチュラです。ブッシュは切り株という意味で、ブッシュドノエルのようなケーキです。森をイメージしたというチョコレートと柑橘系の味も楽しめる、さっぱりした味わいのケーキなんです。
Celeina:なるほど。そしてスタジオでは、すでに我々の目の前にセッティングされています。実食していいですか? いただきます! 外側がパリッとしていて、中はふわふわですね。
タカノ:すごく上品な甘み。この柑橘はなんですか?
坂井:これは柚子です。ジュリアンというフランス人のシェフが作っているんですが、ジュリアンの作るお菓子は本当に美味しいんです。フランス菓子と日本のエッセンスを組み合わせるのが上手くて、だからこその柚子なんです。甘いのですが、そこに日本の柚子の爽やかな後味があるという素晴らしい設計がジュリアンらしいなと。
Celeina:すごく美味しいです。
タカノ:口の中に爽やかな香りがめっちゃ広がりますね。
Celeina:だけど大人の味わいすぎることもなくて、しっかり甘みもある。
タカノ:甘すぎないこのバランスがすごい。
Celeina:絶妙な美味しいところをついていますね。
タカノ:ちょっとコーヒーもらってもいいですか?(笑)
Celeina:こちらのケーキがおすすめの理由をお願いします。
坂井:チョコレートケーキって冬ならではだと思っているんです。寒い冬は「お家で濃厚なチョコレートを食べたい」と感じることもありますよね。後味に柚子が爽やかに香って、余韻を楽しめるケーキなんてなかなかないんですが、ジュリアンが作った柚子のマーマレードジャムが本当に美味しいので、濃厚なカカオ感と柚子の温かみを感じながら冬を過ごして欲しいと思い、ブッシュナチュラを選ばせていただきました。
タカノ:本当に余韻がすごいんですよ。柚子にリバーブかかっています(笑)。口の中にずっと残っている感じが嬉しいですね。
Celeina:もっと食べたくなっちゃいますね。
タカノ:それではここで曲行きましょうか。坂井さんに選曲してもらったんですが、選曲理由からお聞きしてもいいですか?
坂井:来年、ジャネット・ジャクソンさんが久しぶりに来日されるということが1つ。マイケル・ジャクソンは青春時代の大好きなアーティストで、幼少期に沢山聴いていて、また聴きたいなと思ったのがもう1つの理由です。
タカノ:では、曲紹介をお願いします。
坂井:マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソンで“Scream”です。