グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
10月30日は、「people showroom」の山田昭一さんが登場。趣味のアウトドアを仕事にするまでの経緯や、おすすめのキャンプ場、アウトドアを楽しむ上で大切にしていることなどを伺いました。
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18歳から登山にのめりこむ
Celeina(MC):週の最初は番組が推薦するこの方、自然を愛しすぎてアウトドア系に転職したという「people showroom」の山田昭一さんです。よろしくお願いします。
タカノ(MC):元々はどんなお仕事をされていたんですか?
山田:アパレル業界にいました。
タカノ:それもアウトドア系のものとかではなく。
山田:全く関係ない。
Celeina:そのアパレルの会社で働きながら、趣味でアウトドアを楽しまれていたんですよね。アウトドアの原点は何なんですか?
山田:18歳ぐらいの時から登山をやっていたんです。なので登山やトレッキング、ロッククライミングが原点ですね。
Celeina:18歳で登山にのめり込んだ理由は何だったんですか?
山田:小学生の時に北海道で生活していたので、それがきっかけかなと思います。
タカノ:アウトドア歴はどれくらいになるんですか?
山田:25、26年ぐらいですかね。
Celeina:ベテランですね。
タカノ:山岳ガイドの免許も取られていると聞きました。
山田:3年で更新しなきゃいけなかったんですが、更新しなかったのでそのまま免許をなくすという。
タカノ:そうだったんですね。免許はどうやって取るものなんですか?
山田:アイスクライミングをできなきゃいけなかったりとか、細かい実技試験がいっぱいあって、それをクリアした人だけが取れます。
タカノ:山を登るって、楽しいだけじゃなく大変な部分もありますから。そこをちゃんとガイドできるスキルが求められるということですね。
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衣食住だけでなく働くのも遊ぶのも全部アウトドアで染めたい
Celeina:アウトドアを趣味に留まらせずに仕事に変えたきっかけは何だったんですか?
山田:ファッション業界が長かったんですけれども、やっぱり衣食住だけじゃなくて働いたり遊んだり、「衣食住働遊」というところまで全部アウトドアで染めたいなというのがあって、思い切って転職しました。
タカノ:「衣食住働遊」という言葉があるんですね。
山田:あるんですかね?
タカノ:山田さん発信の言葉かもしれない。衣食住に働く、遊ぶ、と書いて「衣食住働遊」ということですよね。そして、山登りに夢中になった後にキャンプにハマっていったという流れなんですかね。
山田:まさにそうですね。
タカノ:キャンプはどれくらいされているんですか?
山田:キャンプは24、25歳ぐらいにハマったので18年ぐらいですかね。山だとピークハントが目的で、登ってなんぼなんですけど、キャンプはみんなでワイワイ楽しめるので。
Celeina:山登り初心者なんですけど、ピークハントというのはなんですか?
山田:山頂に登り切ることを目的とするものです。それはストイックすぎるので、もうちょっと気軽に遊びたいなという。
タカノ:我々キャンプ初心者におすすめのキャンプ場がもしあればお聞きしたいです。
山田:キャンプに行く人って都心の人が多いんですが、都心からのアクセスも良くて、設備が整っているとかを考えると、横須賀にソレイユの丘 オートキャンプ場というところがあるんですよ。ここは公園でもあってキャンプ場でもあって、目の前に海があるので景色もいいし、芝生なので子供も裸足で走れるぐらい安全で、そういう意味ではここがおすすめですね。
タカノ:アクセスも良さそうですね。
山田:都心からだと1時間半くらいですかね。もう1個は少し毛色が変わるんですけど、山梨県にある道志の森キャンプ場という、今言ったソレイユの丘よりはワイルドめなキャンプ場です。森に囲まれて小川が流れていて、この時期は紅葉が綺麗なのですごくおすすめですね。でも管理棟にしっかりWi-Fiがあったりします。
タカノ:Wi-Fi通っているんだ、ワーケーション的な使い方もできるかもしれない。ありがとうございます。おすすめのキャンプ場を2つ教えていただきましたけれども、ここで1曲挟みたいと思います。山田さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
山田:工藤祐次郎さんの”ゴーゴー魚釣り”って曲です。魚釣りを始めたぐらいに聴き出して、気軽にアウトドアに行く道中で聴けるのでおすすめです。
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「Leave No Trace」を大切にアウトドアを楽しむ
Celeina:フォークな1曲でしたね。山田さんの選曲で工藤祐次郎”ゴーゴー魚釣り”をお送りしました。
タカノ:この曲はどんな時に聴くんですか?
山田:釣りに行くときですね。
タカノ:いいですね。釣りに行く道中で聴きながら、気持ちを盛り上げていくんですね。魚釣りも結構行かれるんですか?
山田:まだ7年目ぐらいなんですけど、渓流釣りを主にやっています。

タカノ:どこらへんに行かれることが多いんですか?
山田:近いので山梨が多いですね。
Celeina:キャンプをしながら魚釣りもしてって感じですか?
山田:そうですね、ちょっとワイルドめなキャンプをしながら。
Celeina:本格的なキャンプをしながらということですよね。そして私が気になるのが、アウトドアのお洋服。最近の流行りのアウトドアファッションって何か山田さん的目線でありますか?
山田:ここのところずっとベージュとかカーキとかのアースカラーが流行っていたので、ファッションとリンクして、赤とか黄色みたいな原色を入れるのがイケてるかなと思います。
タカノ:フェスファッションとかみたいなイメージですか?
山田:そうですね。501を履いて、パタゴニアのスナップTを着て、足はDannerで、くらいが程よいかなと思いますね。
タカノ:街中でもいけるような。
Celeina:山田さんが原色の差し色をするなら、どこに取り入れるのがおすすめですか?
山田:トップスだけとか、帽子だけとかにしたら、ナチュラルに取り入れやすいんじゃないかなと思います。
タカノ:僕はよくキャップを被っているんで、色々見てみたいと思います。アウトドアとかする機会があったら、色んなファッションチェックするのも楽しいかもしれない。
Celeina:「隣のテントにいる方の差し色何色かな?」とかね。山田さんはお仕事でもプライベートでも自然に向き合われてらっしゃるということで、山田さんが大切にしている思いや言葉は何かありますか?
山田:山用語で「Leave No Trace」という言葉があるんです。「足跡を付けない」という意味なんですけど、当たり前ですけどゴミを捨てていかないとか、痕跡を残さない。そこを大事にしていますね。
タカノ:大事なことですよね。自然に対するリスペクトというか。
Celeina:大事なのは自然の中で遊ばせていただいているという姿勢ですよね。いいお言葉をもらいました。さあ「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介してもらっているんですけれども山田さんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?
山田:イラストレーターのMan Doope Suzukiさんです。
タカノ:一言で表すとどんな方でしょう。
山田:料理上手な絵描きさんですかね。
Celeina:お料理と絵描き。
タカノ:多才そうなイメージですね、ありがとうございます。明日はイラストレーターのMan Doope Suzukiさんをお迎えします。
Celeina:「FIST BUMP」、今日は「people showroom」の山田昭一さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann