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サッカー留学から始まり今は漫画家に。文化人・小島健太が語る東京をサバイブする秘訣

2024.1.11

#BOOK

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

10月26日は「文化人」の小島健太さんが登場。アルゼンチンへのサッカー留学からスタートした稀有なキャリアや、漫画家の活動、東京をサバイブしていくための秘訣について伺いました。

サッカー留学から美容の道へ

Celeina(MC):まずはプロフィールをご紹介させていただきます。小島健太さんは、アルゼンチンへのサッカー留学後、法律事務所のバイトや美容師、ネイリストを経て、美容マーケティングとスタートアップを支援する会社を経営。現在は漫画家として活動していらっしゃいます。

タカノ(MC):掘り下げていくと時間がなくなってしまうと思うのですが、まずはアルゼンチン留学についてお訊きします。サッカー留学でアルゼンチンに行かれたということですが、何歳の時でしょうか?

小島:高校を卒業して1年間アルバイトをした後に、アルゼンチンへ向かったので19歳の時です。本場のサッカーを体験したいなと思って行きました。

Celeina:現地での生活はどうでしたか?

小島:現地の言葉が喋れないというのと、20年前はアルゼンチンに日本人がいること自体も珍しかったので、苦戦しました。代理人を通じてチームに加入したのですが、サッカーをしていても「何、あいつ」という感じでパスも来ないような状況で。紆余曲折あって、最終的にはシャワー室で裸の付き合いをするくらいまで仲良くなれましたね。

タカノ:スペイン語はどのように習得したんですか?

小島:厳密にいうと、習得はできなくて。ヒアリングはできるようになったんですが、なかなか話せるようにはならなかったので、日本語で思ったことを伝えて何となく伝わるという感じでした。

Celeina:でもコミュニケーション能力っていう部分でも成長できそうですよね。

タカノ:なんかキーワードになりそうな気がする。

Celeina:そして帰国後は?

小島:帰国後は、本当にサッカー選手が夢なのかなというところに立ち返って、一般職やサッカーのコーチをしました。コーチをしている時に、ヘアメイクの師匠と出会ったことがきっかけで、「美容っていいな」「人を綺麗にするっていいな」ということを思って、美容に興味が出だして、ヘアメイクのアシスタントや美容師もやりました。

美術の成績は2でも漫画家に

タカノ:その後ネイルサロンやネイルスクールを起業されていて、ここまでの経歴でも十分すごいんですが、小島さんはここから漫画家になっていくということで。これはどういうことなんでしょうか?

小島:漫画家といっても、ウェブトゥーンというスマホで見る縦読み漫画を描いているんです。演出家で僕の友人の和田亮一に、ある日カフェに呼び出されて、「もうウェブトゥーンの時代なんだ」「アジアで市場が伸びていて、2028年には世界で3兆円の市場になるぞ」ということを言われまして。それがきっかけで漫画家を目指そうと思って、iPadを買って漫画を描き始めました。

Celeina:それまでに絵を描いたご経験とかは?

小島:ないですね。美術の成績も2でした。

タカノ:漫画家を志したのは何歳のときですか?

小島:2年前なので37歳ですね。そこから小学館とバンダイがやっているコンテストで和田さんと一緒に優勝させていただいて、最近まで原案としてLINE漫画で連載もさせていただいていました。

タカノ:フットワークの軽さと、何かを始めた後に1から100まで持っていってしまうパワフルさが本当にすごいです。1個1個詳しくお訊きしたいのですが、ここで1曲挟みましょうか。

Celeina:小島さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どのような曲でしょうか?

小島:実は、漫画家の次の野望にラジオパーソナリティになりたいというものがありまして、曲紹介を考えて来たのですがやってもよいでしょうか?

タカノ:もちろんです! 小島さん、曲紹介の方お願いします。

小島:それではここで1曲紹介させてください。「GRAND MARQUEE」をお聴きの皆様、1日の折り返し地点、夕方5時前をいかがお過ごしでしょうか? 私の日常のこの時間は、子供のお迎えに向かって自転車を立ちこぎしている時間でございます。そんなときに口ずさみたくなるアップテンポな曲です。

お仕事が後半戦の方も、お子さんのお迎えから寝かしつけまでのハードタイムの方も、お休みでゴロゴロしている方も、今日という日が素晴らしい良い日でありますように。Two Door Cinema Clubで“Wonderful Life”です。

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