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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

イラストレーター・田中かえの作品が持つ穏やかな虚無感の魅力

2023.11.27

#ART

プロレスの魅力は「派閥」

Celeina:田中かえさんの選曲でトラヴィス・スコット”CIRCUS MAXIMUS feat. The Weeknd,Swae Lee”をお送りしました。先ほど手塚治虫先生の話とかTravis Scottの話などをしましたけれども、最近かえさんがはまっているものとかありますか?

田中:最近継続的にはまってるのがプロレスです。

タカノ:また違うジャンルですね。

田中:知り合いの作家さんの爪切男さんの本にプロレスが沢山出てくるので気になって、爪さんに「どこから見たら面白いですか?」って聞いたら、新日本プロレスさんから見たら面白いよって言ってくれて。そこから2〜3年ぐらいずっと見てますね。

タカノ:爪さんは以前番組にも出てくれましたね。どこにきっかけがあるか分からないですね。

田中:本当ですね。爪さんに会ってなかったら多分プロレス見てないので。グッズも新日本プロレスさんで、出させていただいたのがあります。

タカノ:今日はキーホルダーを持ってきていただいていて。

田中:はい。高橋ヒロム選手とエル・デスペラード選手のグッズを公式で出させていただいています。

タカノ:公式っていうのがすごいですね。

田中:これは自分からアプローチしました。やりたいなと思っていたんですが、選手もそういう風に言ってくださって、それで実際に実現したのがこの2つですね。

タカノ:SNSとかでアプローチするんですか?

田中:会社の仕事でエル・デスペラード選手にはお会いしていて、そこで自分もこういうことやっていて、という風にちょっとナンパさせていただいたんです。ヒロム選手も会う機会が1回あったので、そこでお話ししてっていう。がっつき精神ですね。

タカノ:これはいい仕事。

田中:本当に嬉しいですね。実際自分が一番最初に見た試合がこの2人だったので。

Celeina:なるほど、思い入れもありますね。私、プロレスは全然見たことないんですよね。初めての人におすすめポイントとかありますか。

田中:結構キャラがあったりするんですが、私はすごく派閥というのが好きなんです。AとBが喧嘩してて、CとBは何かちょっとここのメンバーだけギスギスしてて、とかそういう抗争が常にあるので。

タカノ:ラッパーのビーフみたいな。

田中:そうですね。女の人って多分結構好きなんじゃないかと思います。『ヒプノシスマイク』とか『クローズ』とか『HiGH&LOW』とかもそうですけど、派閥があってバチるの、こちら的にはたまんないんですよね。

タカノ:この切り口でプロレスを見るのも、面白いかもしれないですね。

Celeina:いいですね。私もプロレスの秋に突入してみようかな。さあ「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達ご紹介してもらっているんですけれども、田中かえさんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?

田中:アニメーターのすしおさんを紹介させていただこうと思います。

Celeina:どういったつながりなんですか?

田中:元々BiSHさんのライブとかで何回かお会いしてて、そこから何か色々一緒に絵を描いたりするようになったんです。展示にも来ていただいたりとかして、そこから結構長い仲で。

Celeina:なるほど。一言で表すと。

田中:めっちゃ優しいおじさんです。

タカノ:ありがとうございます。明日はアニメーターのすしおさんをお迎えします。

Celeina:「FIST BUMP」今日はイラストレーターの田中かえさんをお迎えしました。ありがとうございました。

『田中かえ作品集 MELLOW』

A5判変型・ソフトカバー:178ページ
定価:2,750円(10%税込)
祥伝社

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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