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大きい靴下や角が絵のバランスを保つ
タカノ:女の子のキャラクターを描かれることが多いと思うんですけど、ファッションがすごくいいですね。コーディネートのカタログ的な楽しみ方もあるというか。
田中:ありがとうございます。服が好きなんです。絵にしたときのバランスとして、足が大きくて重心が下の方にあるのが可愛いと思っているんです。自分も足が大きいんですけど、常にめっちゃでかい靴を履きたいし、縦幅も横幅も大きい方が好きなので、それは結構絵に反映しています。ただ靴を描くのが苦手なので、靴を履いてないことが多いです。
タカノ:そういうことなんですね。
Celeina:確かに靴下が大きいみたいな感じが。
田中:前に靴屋さんで展示したことあるんですけど、ほとんど靴を描かないで展示したんです。許してくれたんですけど、申し訳なかったですね。
Celeina:ご自身のファッションも。あ、ほんとだ、すごく重厚感のあるスニーカーを履かれてるんですね。
田中:groundsっていう、結構今みんな履いてる。
タカノ:ちょっと待ってください、僕もgrounds履いてるんですよ。いいですよね。
田中:履きやすくて、あまり厚底の重みがないですよね。マジックテープで履けるんです。
Celeina:履きやすさもあるし、ファッショナブルだしっていう。
田中:めっちゃいいです。重心を下に。
タカノ:今日はいくつか作品やグッズなどもお持ちいただいてるということなんですけれども。
Celeina:可愛い!
田中:ステッカーですね。
Celeina:ステッカーがパックになってるの?
田中:作ってくださった方がパッケージもすごいこだわってくださって。
Celeina:ペリペリって開いてパッケージから出す形ですね、ステッカー。
タカノ:あと、こちらはソフビ。
田中:ガチャガチャでVAGというシリーズがあるんですけど、そのシリーズで今3個ぐらい出してます。褐色っぽい子も絶対出すようにしてて。ギャル感とかちょっと多国籍にいきたいなという思いもあって。
Celeina:角も、イラストの中ですごくこだわられてるのかなという印象があるんですよ。イラストを見ていて、角とか耳とか、頭から何かが生えてらっしゃるような印象があったんですけど、そこは何かこだわりがあるんですか?
田中:すごく絵のバランスが良くなるんです。印刷していただいたやつを見たりすると、角がないと上の空間が寂しく感じてしまうような。
タカノ:確かに足元のボリューム感の話が出ていましたけど、そのバランス良いかもしれない。
Celeina:頭と足にちょっとアクセントをつけるというか。タカノさんが言ってたファッションカタログの話に戻りますけど、私もファッションで取り入れられそう。最近私、ちょっと普通でつまんないなと思っていたところなの。足元か頭の方でこだわりを1つ作るっていうのはやってみようかな。
タカノ:ルーズソックスとgrounds履いて、角を付けて明日来てください(笑)。
Celeina:待って待って、早い早い。少しずつ取り入れさせて。