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思い出を形のあるもので残す
Celeina:中学生の頃から、本日お持ちいただいたようなお菓子のパッケージとかを集めるのが好きになったと仰ってましたけど、これもスニーカーと同じように沢山集められてるんですか?
KATSU:沢山というほどではないんですけど、アメリカに旅に行ったときの思い出的な感じで結構持って帰ってくることが多いですかね。
Celeina:思い出ね。確かに私、KATSUさんがお菓子の空き箱を集めてらっしゃるっていうのを知ったときに、自分の幼少期を思い出したんです。私も実は、思い出だからって言って、飴玉とかをハサミで綺麗に開けて、それを全部折り畳んでめっちゃ集めていたんですよね。その中でもすごく印象に残っているのが、ディズニーランドで買ったお菓子なんです。なのでKATSUさんに言われて、私は思い出を保存してたんだなって一致しました。
タカノ:KATSUさんもたまに色々コレクションを見返したりとかして、あの時ああだったなみたいなことを思い出すんですか?
KATSU:思い出しますね。この前もたまたま何か資料を探していて、ニューヨークを旅したときのものを開いていたら、その当時に買ったSupremeのレシートが出てきて、この値段で買ってたんだみたいな思い出がすごいありました。
Celeina:レシートいいですね。
タカノ:確かに、時間とかも刻まれてますもんね。
KATSU:そうですね、時間も日にちも全部が刻まれてるんで、あの時はすごくエモかったですね。
タカノ:ちょっと価値観が変わりますね。僕は結構捨てちゃう派なんですけど、何か取っておこうかなという気持ちになってきた。
Celeina:バランスですよね。全部集めてたらもう果てしないよ。だから何か1つ、KATSUさんみたいにスニーカーとかお菓子の空き箱とか、私みたいな飴玉の袋とか。何か思い出を形として触れるものとして取っておくというのは素敵かもしれない。
タカノ:まだまだお話を伺っていきたいんですけども、1曲挟みたいと思います。KATSUさんに、みんなでこの時間に聴きたい曲を選んでもらったんですけど、どんな曲でしょうか。
KATSU:NewJeansの”ETA”です。
Celeina:おお! それは何故ですか?
KATSU:僕は映画とかも大好きで、ラリー・クラークの『KIDS / キッズ』とか、ソフィア・コッポラの映画とかが、育ったジェネレーションの中にあったんですけども、今娘と話していて、NewJeansを見るとその世界観がすごく感じられていいなというのがありまして。
Celeina:なるほど、懐かしさを感じるということですか?
KATSU:ものすごくそうですね。さっきの感じじゃないですけど、NewJeansはエモいですね。
Celeina:いいですね。ではみんなで聴きましょう。