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「山の家」をプロデュースした引地央行が作る、山側のカルチャー

2023.9.19

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

8月7日はMountain States Tokyoのストーリークリエイターで、高尾山の麓で山の家「TAKAO MOUTAIN HOUSE」をプロデュースする引地央行さんが登場。日本の山にフォーカスしたきっかけや山の魅力について伺いました。

山側のカルチャーを発信する

Celeina(MC):まずはプロフィールをご紹介させていただきます。前職はビーチカルチャーを発信するGREENROOM。そして2019年の独立後に立ち上げたのが、「生活の中に山側の美しい風景を」を理念にしたMountain States Tokyo。現在は山側の湘南化を目指して、山側の新しい価値を探し日々活動されています。そして今年はPARKS PROJECT JAPANのブランドマネージャーにも就任され、国立公園の保護にも力を注がれています。

タカノ(MC):「山側の湘南化」とは、どういうことでしょうか?

引地:これは人にお伝えするときの例えなんですけど、湘南とか「海に行こう」と言ったときに、9割の人は海に入ることが目的ではなくて。

Celeina:言われてみれば、ちょっとわかります。

引地:実際に海という場所はロケーション価値が非常に高いので、そこで過ごすカルチャーが根付いていると思うんです。でも「山に行こうよ」と言った人の9割ぐらいは、山登りを目的にしている現状があると思っていまして。

タカノ:山を見ながら音楽を聴いて、お酒を飲むとか、あんまりないですもんね。

引地:そうですね。逆に言えば、山に登らないなら行かない、そういう選択肢になってきている。湘南とか海側のカルチャーやライフスタイルが生まれるような余白が、山側にもあったらいいなと思って活動しています。

タカノ:これは今まで気づかなかった視点ですね。実際に引地さんがやられていることは、どんなことなんですか?

引地:最初は海側によくある、ロケーションを眺めるっていう意味で写真とかのアートがあったんです。なので、スタートとして「山側のアート作り」を始めました。

タカノ:山側のアート?

引地:部屋とかお店とかに、山側の風景をアートとして飾っていけたらなっていうのが最初に始めたプロジェクトです。

Celeina:言われてみれば、山は土と緑だけじゃなくて、お花もあれば、川という水の要素もあればで、いろんなカラーがありますもんね。

引地:そうですね。飾ってみると窓の外を見ているような感じで楽しめるかなと思っています。

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