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aespaの東京ドーム公演をレポート 9万人を魅了した四者四様の個性と確かな実力

2024.8.23

#MUSIC

Photo by Seitaro Tanaka
Photo by Seitaro Tanaka

ステージで披露されたaespa初の日本語詞曲

バレエスタジオを舞台にした映像のあと、スクリーンには大きく「変身準備」「出撃」の文字。7月にリリースされた日本デビューシングル曲“Hot Mess”だ。ニンニンとウィンターはツインテールにヘアアレンジし、カジュアルな衣装に着替えた4人。ギターサウンドが印象的な力の抜けた楽曲“Licorice”のあとは、映画『テトリス』のサウンドトラック“Hold On Tight”。ゲーム画面のような映像が『テトリス』の世界観を演出するなか、メンバーもダンサーもフリーに踊り、さながらクラブイベントような盛り上がりを見せた。続く“Zoom Zoom”は、昨年10月に発表されたaespaにとって初の日本語詞曲。ステージで披露するのはこの日が初めてで、嬉しいサプライズに観客の興奮が加速する。

Photo by Seitaro Tanaka

MCでは「“Zoom Zoom”を初公開しましたがどうでしたか? 短い時間だったけど一生懸命準備したので喜んでくださって嬉しいです」とニンニン。ジゼルの主導で“We Go”のコールアンドレスポンスを練習したあと、カリナがウィンターに曲紹介を振る。ウィンターが「秘密」といたずらっぽく笑うと、今回の日本ツアーではセットリストに入っていなかった“Spicy”が始まった。

さらにトロッコに乗り込み、「一度きりの人生だから、欲しいものを手にいれる」と歌う“YOLO”、「私は私の人生を生きる」とのメッセージが込められた“Live My Life”、韓国で放送されたアニメ『ポケットモンスター』の主題歌で、「昨日とは違う世界を見つけに行こう」と背中を押す“We Go”と続く。ファンの近くを巡りながら歌われる、前向きな人生讃歌。MYたちのシンガロングのなかで銀テープが舞い、会場が祝祭感で一体となった。

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