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足腰げんき教室 × 彼岸インタビュー 異色ユニットはメジャーデビューで「売れる」のか

2024.11.11

足腰げんき教室 × 彼岸

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「推し」になれなくても優勝できる戦略

ー2024年8月にお台場冒険王のステージで開催された『ハチフェス』で優勝して今回のリリースを勝ち取ったわけですが、8組の芸人×ミュージシャンの中で勝ち抜く戦略はあったんですか?

彼岸:事前にTikTokでの投票もあったんですけど、そこは9番街レトロさんとかめちゃくちゃ人気がある人たちには敵わないと思っていて。会場投票は3組に入れられるシステムだったので、推しのグループに入れても2番手3番手に潜り込めれば優勝できるんじゃないかと思って、そのためのパフォーマンスを考えましたね。楽器がある人たちはあんまり動けないけど、うちらは自由に動けるから煽りまくれるし、一体感があるパフォーマンスができる。「楽しかったな」と思って票を入れてもらえることを狙って、めっちゃ成功しました。

くろさわ:私がスプレーからプシューって煙を出すのもすごい盛り上がりました。

はーたみん:あのプシューはよかったね。

彼岸:「ラップのライブって楽しいな」くらいの感想を持ってもらえればいいなと思ってたんで、ラッパーとしてもうれしかったです。

ーCDにはこの日のライブ音源も収録されていますが、はーたみんさんのラップもレコーディングバージョンとはかなり違いますよね。

はーたみん:あれが「魂で歌う」ということですよ。もう、かかりすぎちゃって。歌いながら本当に吐きそうになっちゃって。それを止めるために喉を閉じ気味に歌ったらああなりました。

彼岸:事故だったんだ(笑)。

はーたみん:とりあえず大きい声で歌ったら喉が潰れました。

彼岸:みんなゾーンに入ってましたもんね。

彼岸(ひがん)
ラッパー。2004年生まれ。埼玉県出身。現役慶應大学生。高3の夏からラップを初め、MCバトルの全国大会である『第18回高校生ラップ選手権』や、『第二、三、四回激闘!ラップ甲子園』に出場した。シングル5枚、EP1枚を配信中。

はーたみん:パッションですよ。でも、アーティストの人たちってみんなそうなんじゃないですか? 私の好きなアーティストさんもライブだと全然歌い方が違ったりするし、そこがかっこいいじゃないですか。そういうのに憧れもありますね。

彼岸:くろさわさんも声枯れてましたよね?

はーたみん:2秒しか歌ってないのに。

くろさわ:魂込めて歌っちゃったので(笑)。袖で待機してると緊張するんですよ。いざステージに出たら真っ白になったんですけど、歌えたんです。ゾーンに入ってるのか分からないですけど、音がすごくゆっくりに聴こえるんですよ。

彼岸:はーたみんさんも緊張してたんですか?

はーたみん:めっちゃドキドキしてた。

彼岸:でも、ステージ出た瞬間に「お前ら立て立て!」ってめっちゃ煽ってましたよね。

はーたみん:彼岸ちゃんの煽りがめちゃくちゃ上手いから、芸人として負けたられないなって。ステージでやってみたいことを全部やらせてもらった感じです。

ーパフォーマンスの後のコメントも含めて、彼岸さんはすごく冷静でしたよね。

はーたみん:ラジオとかでも、伝えてほしいことを全部言ってくれるんですよ。

彼岸:芸人さんと一緒にやってるので、私もふざけると絶対に負けちゃうじゃないですか。なるべくMC役に徹して、同じ土俵に立たないようにしてます。ある意味、逃げなんですけど。

はーたみん:自分の居場所を見つけてるんだから、かっこいい女ですよ。

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