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アニメーターのデータフォルダをのぞき見
そして「DIGる(掘り起こす)」というアクションもまた、本展を満喫するための鍵となっている。堆積した膨大なデータの中から各々が自分の求めるモノを見つけ出すという作業は、えらく地道で個人的で、そして楽しいものである。会場にはデジタルDIGとアナログDIGの2コーナーが用意されており、それぞれ趣の違う「掘り起こし体験」ができる。

デジタルDIGのコーナーでは、アニメーターのデスクトップのデータフォルダを来場者が自由に閲覧することができる。他人のPCをハッキングして覗き見しているようなイケナイ気分も背中を押して、夢中になって画像データを掘り進めてしまった。

そしてアナログDIGのコーナーでは、複製原画の入ったカット袋(アニメ制作現場で使う、素材をまとめる厚手封筒)が大量に並んでいる。来場者はレコードを探すように、自分の手で中身を吟味し、お気に入りの一枚を掘り起こすという趣向だ。こちらは別売チケット(2,000円)を購入すれば、そのまま掘り出した複製原画を持ち帰ることが可能だという。
