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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

mei eharaインタビュー 迷い、悩み、内省、自分の経験すべてを抱きしめる最新作を語る

2025.10.17

mei ehara『All About McGuffin』

#PR #MUSIC

前作『Ampelsands』(2020年)から5年の歳月を経てリリースされた3作目のアルバム『All About McGuffin』を、mei eharaは自ら「第一章の最後の作品」と位置付けている。今、手元にあるもの、これまで捨てたり無くしてきたもの、それらすべてが大切で、同時にすべてが代替可能なものである——そんな想いが込められた本作は、痛みや揺らぎを抱えながら、着実に歩んできた彼女の冒険譚でもあり、同時に彼女と同じ時代を生きる我々のための物語でもある。

この5年間で、深く自分自身の内面と向き合いながら、諦められること、諦められないことを取捨選別できるようになったというmei eharaは今、「究極に自分勝手に生きている」と語る。自身初のアメリカでのヘッドラインツアーの最中にインタビューに応じてくれた彼女に、一つの物語であり、ファンタジーであり、RPG的であり、同時にある種の生々しい記録でもある『All About McGuffin』の制作のモードと、彼女自身の変わり続ける「今」について話を訊いた。

目が醒めるような特別な変化を感じているというよりは知らなかったことに気づかされているような感覚。

mei ehara(メイ エハラ)
シンガーソングライター/文筆家。学生時代に宅録を始め、2017年にキセルの辻村豪文をプロデューサーに迎えた1stアルバム『Sway』でカクバリズムよりデビュー。2020年にセルフプロデュースによる2ndアルバム『Ampersands』を発表。アメリカのシンガーソングライター、Faye Websterのアルバム『I Know I’m Funny Haha』(2021年)に参加し、2024年、2025年にはFaye Websterのアメリカツアーにサポートアクトとして出演した。2025年9月、約5年ぶりのフルアルバム『All About McGuffin』をリリースし、アメリカ4都市を巡るツアーを敢行。帰国後の10月19日にはWWW Xでワンマンライブを開催する。(撮影:Naoki Usuda)

―今、meiさんはサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴを巡るヘッドラインツアー(9月23日から30日にかけて行われ、ほとんどの会場がソールドアウト)を回られている最中なんですよね?

mei:そうです。過去2回のツアーは、シンガーソングライターのFaye(Webster)のオープナーだったんですが、彼女が私の音楽を好きだと以前から色々なところで言っていてくれたこともあって、お客さんが私を迎え入れてくれているような感じがあったんですね。だから私としても、Fayeのツアーが良いものになるようにサポートしたいという気持ちでやっていたんです。

mei:でも、今回のツアーは私を目当てに観に来るお客さんしか基本的に来ないので、どんな反応が返ってくるのか不安ではありました。そもそも日本語で歌っている自分の音楽の何を良いと思って聴いてくれているのかも、正直いまだに分からないし。でも、先日サンフランシスコとロサンゼルスでの公演を終えたばかりなんですが、いざやってみたら私のライブを生で観ることを心待ちにしてくれていた方ばかりで、しっかり聴いて観ようしてくれていたので安心しました。

シカゴのライブハウス「The Empty Bottle」にて

―アメリカでライブや制作を行ったことで、自分の中で変化した部分はありますか?

mei:そもそも海外でライブをするような人生になるとは思っていなかったので……目が醒めるような特別な変化を感じているというよりは、私がただ単に今まで知らなかっただけのことに気づかされているという感じですかね。アメリカと日本の音の考え方の違いとか、場所や環境が違えばそりゃ色々違うし、視野が狭かったなと。

強いて言えば、今までは決まったメンバーで、できる限り長く楽曲を録音していきたいと思っていたんですが、今後はもっといろんな人とやってみるのが良いと思っています。例えば、曲ごとに違うプロデューサーを据えたり、楽曲を提供してもらって自分では書かないような曲を歌うとか、他のミュージシャンと共作してみる、ということを試してみてもいいのかな、と。

前作リリース後、コロナ禍に突入。迷いと内省の日々の果てにたどり着いた場所

―9月に5年ぶりのアルバム『All About McGuffin』をリリースされて。今回のアルバムを、meiさんはご自身にとって「第一章の最後の作品」という気持ちで制作されたとか。

mei:先ほどの話にも繋がるんですが、このアルバムに関しては、今までと曲の作り方は大きく変わっていなくて。もちろん変化した部分もありますし、新機軸にも挑戦しましたが、基本的には、1stアルバムの『Sway』(2017年)から地続きにあると思います。実際どうなるかは分からないですが、次の作品は大きく変化するだろうという予感があったので、一旦、今作で今までの自分に区切りをつけたかった。なので、自分がやりたいことを詰め込んだアルバムにしよう、と思って作ったんです。

―本作に至るまでの5年間には、様々な葛藤があったそうですね。

mei:そうですね。2ndアルバム『Ampersands』(2020年)はコロナ禍の真っ只中にリリースしたこともあって、リスナーからどう受け止められたのか、よく分からない結果になってしまったんです。せっかくレーベルに入って、仕事も辞めて、音楽に集中して、新しいバンドメンバーと作ったのに……。そんなことがあって、やる気がなくなるでもないですが、次のアルバムをどう作ればいいのかが分からなくなってしまって。

mei:音楽をやっていると、お金に余裕があるとはとても言えないような状況になるし、コロナ禍で色々な人と疎遠になり、会うことがなくなった。私生活でも色々あって、自然と自分自身を省りみることに時間を費やすことになったんです。「なぜ自分はこういう考え方に陥るのか」という問題の根源を解決したいと思って、カウンセリングに通ったり、自分で本を読んで、勉強を続けていたんですが、去年の7月ぐらいに急にいろんなことが吹っ切れて。

今になってみて思うと、なぜこのタイミングでそこまで深く自分と向き合う必要があったのかはよく分からないんですが、「今、これを解決しないと先に進めないな」と、その時は思ったんですよね。

撮影:Naoki Usuda

―何か特定の具体的な出来事が、meiさんを変えたのでしょうか?

mei:「これだ!」という解決の糸口や正解が見えたというよりは、「諦められるようになった」という言い方の方が正しい気がします。ごちゃごちゃ悩んだり、引きずったりすることがなくなったことで、音楽のことだけを考えていられるようになったんです。今は、本当に究極に自分勝手になれている感じがしますね。諦められるようにもなったし、同時に諦められない時にちゃんとそれを譲らずにいられることもできるようになりました。

―そうした心境の変化は、今作にどんな形で反映されていると思いますか? アルバムのリリースに際して寄せた文章に、「素朴はとてもロマンチックなことだと思います」と書かれていましたが、そこにはどんな思いがあったのでしょう?

それに関しては今作で思ったことではないのですが、人が未熟な状態って、時にはすごく魅力的だと思うんです。自分にも足りていない部分や成熟していない部分がある。映画でもそういう人物を主人公にしたものがありますよね。未熟で物事がままならないと悩んだり、苦しんだりすることがあると思うんですが、それは誰でも共感できることだと思うし、愛おしいものだと思うんです。

RPGの世界に迷い込むように、アルバム全体を物語として聴く楽しみ

―このアルバムを聴いた時に、RPGあるいはレトロゲームのパッケージのような印象のジャケットも影響してか、重厚な物語に身を浸したような感覚があったんですね。個人的には、カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』(早川書房)を想起したりもしたんですが。

mei:なるほど。今作はアルバム全体を一つの物語、あるいは一つのRPGゲームのようにしようと思っていました。RPGって、自分一人である世界に没入できるというところが魅力だと思うんです。1曲目から10曲目まで通して聴いたときに、物語としての流れを感じられるものにしたつもりです。

https://open.spotify.com/intl-ja/album/2G5FsWdPfY3zQKRUncRIa4?si=JZxwSsjMQrCSyEwYzOo2YQ
ブルックリン在住のイラストレーター/タトゥーアーティストPatrick Edellによる描き下ろしジャケットアートワーク

mei:ただ、アルバム制作進捗0の状態からそうすることを決めていたわけではなくて、制作の途中から方向性が固まりました。“ゲームオーバー”と“ピクチャー”と“まだ早い果物”は、当初からアルバムに入れようと思っていて、その他の曲をどうしようかと考えた時に、自分の成長とか変化が如実に現れている“まだ早い果物”が軸になると思ったんです。この曲を基軸としてアルバムの方向性が定まり、目的を持って制作できたと思います。

https://youtu.be/8pin_l124q4?si=PvNHBdeVSlNQViKh

mei:そして“オープニングテーマ”が完成したことによって、さらに目的がはっきりしました。アルバムを一つの物語、RPGや映画、小説のようなものになぞらえようとした時に、導入が必要だと思ったんです。苦悩や試練が待っていそうな暗闇の中を「とりあえず先に進むしかない」という感覚と、始まりのワクワクする感覚を曲にしました。自分がここ数年間で得た、教訓や今の心情のようなものも盛り込まれていますが、物語として1曲目から入り込んでいけるような曲にしたかったんです。

https://youtu.be/8d_6yvcFk7o?si=9VO1zxWpAYLK4rcq

―今のお話にも関連すると思うんですけど、もしかして「ゲーム」はこのアルバムの大きなモチーフの一つですか?

mei:先ほども話したように、RPGのような雰囲気を盛り込みたかったので、制作しながら色々なゲームを思い出しました。ゲーム音楽がすごく好きなんです。プレイしている時に流れていなければならないから、基本的にずっとループする構成じゃないですか。ゲーム音楽が好きだから、自分の曲でもループをやってしまいがちなんだと思います。日常的にも仕事をしながらゲーム実況動画や、ゲーム音楽を流しっぱなしにしていたりします。私は曲を作るときにMVのような映像を想像しながら作っていくんですが、“巨大なものが来る”は『ワンダと巨像』のような神秘的で恐ろしく、物悲しいイメージの映像がフィットしているなと思いながら作りました。なので映画風に編集されている4Kプレイ動画を観たりして、どんな音を曲に入れようか考えたりもしました。

https://youtu.be/-UHvYRDCvJc?si=l6K2kHPUUsalvc1c
『ワンダと虚像』2005年に発売された、Play Station2のゲーム。詩的な独自の作風が特徴の上田文人が手がけた作品で、主人公のワンダが少女を助けるため巨像を倒していくというストーリーのRPG

―“巨大なものが来る”は、このアルバムの中でも特に印象的な曲の一つですね。

mei:“巨大なものが来る”は、ベースとなる曲がずいぶん前にできていて、『Sway』をリリースした後のライブでも数回演奏していたんです。ただ、しっくりこなくてずっと保留にしていて、今回アルバムの方向性が定まったタイミングで掘り起こしてきて、タイトルとAメロ以外を全て変えて仕上げました。

https://youtu.be/5Hu5vFssvjc?si=xFb3uZCjD-wLC_QI

mei:この曲は、アルバムのクライマックスのようなものにしたかったんですが、『All About McGuffin』の物語のエンディングは何かを提示するものではなく、聴く人が「こういうこともあるよな」と共感できる余白を残すために、曖昧なものにしたかったというのもあって。何か強迫的で大きなものがやってきて、それに飲み込まれて、圧迫されるような感覚。その大きなものが、実際のものなのか、あるいは出来事なのかは分からない。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない雰囲気を、『ワンダと巨像』のゲームが持つ独特のムードを楽曲に取り入れることで出せるかな、と思ってやってみました。

捨てたものも残したものも、すべてひっくるめての今

―バンドメンバーは、前作に引き続き、鳥居真道(トリプルファイヤー)さん、浜公氣さん、Coffさん、沼澤成毅さんが参加していますが、どのようなやりとりをしながら本作を作り上げたのでしょうか?

mei:今回は、デモからほとんどアレンジが変わっていないんです。この作品に限らず、普段からデモが完成した時点である程度「これでいい」と納得していることが多くて、当初の構想から完成までそこまで変化することがない。セカンドアルバムでは、各メンバーの意見や持ち味が足されたり、みんなでアイデアを出し合ってデモから変化したものになったというケースもあるんですが、『All About McGuffin』に関してはそうではなく、ほとんどデモ通り弾いてもらったんです。なのでメンバーを多少退屈な気分にさせて申し訳なかったと思います。デモの状態から変化がなかったので、メンバーとしては「あまりにもスッキリし過ぎている」と不安に思ったみたいで、そう言われると私も変えるべきか迷う瞬間もあったんですが、結局できる限りデモを再現してもらう方向でいくことにしました。

でも、そういう状態に至るまでは色々と悩みもしました。「もっとポップにしなきゃダメかな」とか、「踊れるアレンジにするべきか」とか、そういうことが頭をよぎったりはしました。音楽的な知識がまだまだ乏しいので、自然と感覚で作ったものが不協和音になっていたり変なユニゾンになっていたり、妙な要素が入っていても、それが好きだし自分が良いと思えるアレンジなので、最終的には自分から出てきたものに疑問を持たずにそのまま出そうという地点まで持っていくことができました。

―今作ではリリックの書き方を変えて、聴く人が自分の経験と紐付けられそうな表現にも取り組んだと別のインタビューで仰っていましたが、その取り組みが本作を非常に間口の広いものにしていますね。なぜ今、そうした新たな試みにチャレンジしようと思ったのでしょうか?

mei:自分だけに分かる表現の歌詞を書くことに飽きてきたんですよね。これまでのやり方にこだわっていると、日常であまり使わない聞き慣れない表現とか言葉にどうしても傾倒しがちになって、それが、つまらなくなってしまった。

私、短歌が好きなんですが、短歌にはリズムがあって、文字数に制限があるので、情景を伝えたり、何気ない瞬間を表現することに技術とアイデアが必要になってきます。平易な言葉を使って、それが巧みに現れているような短歌の作品が好きです。例えば「午後4時に窓から光が差している」という一文を読んだ時、人それぞれに思い浮かべる情景が異なると思うんですが、平易な言葉でスッと理解できるからこそ、イメージの幅が広がる。聴く人によっては私が曲で表したいイメージからかけ離れたものを想像することもあるかもしれませんが、そこは自分がどこまで近づけられる表現、言葉選びをするかなので、そういうことに最近はチャレンジしていきたいんですよね。

撮影:Naoki Usuda

mei:加えて、実体験だけじゃなく全くのフィクションを歌詞として書くということにも挑戦しています。今までは、実際に起きたことから着想して歌詞を書くことが多かったんですが、そうではなくて、自分の想像から生まれるテーマを作詞してみようと思いました。

でも、これらの試みは、自分の想いや言いたいことを聴く人に伝えたいという気持ちでは全くなくて、日常生活で使うような言葉を手掛かりに聴いた人が何かを感じて、曲の印象や背景を膨らませることができるんだったら、自分の音楽がもっと面白く聴こえるかなって思ったというところに起因しています。

―タイトルの由来は様々なインタビューでも語られていますが、最後に改めて伺っておきたく。「McGuffin(マクガフィン)」は、物語を進行するための重要な「何か」を表す概念で、有名なところでは、映画『パルプ・フィクション』のスーツケースなんかが挙げられることが多いですが、なぜmeiさんはこの作品に「マクガフィンのすべて」というタイトルをつけられたのでしょうか? 「All About(〜のすべて)」というのがポイントな気がするのですが。

mei:そうですね。「All About(〜のすべて)」という部分には、アルバムの制作過程や実生活で捨ててきたもの、吹っ切れた物事に対しての敬意のようなものも含まれているんです。自分が経験してきたすべての出来事を否定したくない。今、手元に何があって、何を無くしてしまったのを具体的に答えるには労力が必要で、正直はっきりとは分かりません。アルバムにあるものが正しいものだとも限らないし、全然違うものでももしかしたらよかったのかもしれないと思う部分もあります。きっとこれからの人生も何かを得たり、失ったりして同じことを繰り返していくんだろうなと思うんです。それもこれも全部ひっくるめて、このタイトルにしたんです。

楽しいから、やる。究極に自分勝手に生きている

―ちょっと唐突な質問で恐縮なんですけど、meiさんは過去には文芸誌『園』を立ち上げたりとか、写真を撮っていたりと、様々な活動をされていましたが、今は音楽家として確信を持って音楽を作っていて。『Sway』の時期には、音楽に対する自信のなさもインタビューで話してらっしゃいましたよね。今、meiさんが音楽を作る理由について伺いたいです。

mei:うーん、でもレーベルに入って仕事を辞めたあたりで、「音楽をやろう」っていう気持ちは固まってたんですよね。『Sway』の頃に言っていた「自信のなさ」っていうのは、「私にはこれしかできない」「これぐらいの実力しかない」と、ある意味で自分の無知を許容するための言葉だったと思うんです。あの頃は、音楽の他にも色々やっていましたが、それは結局は音楽で表現できないことを別の表現でやっていただけで。

例えば『園』を立ち上げた時は、実家の犬が死んだことがとてもショックで、そのことを曲に書こうとしたんだけどできなかった。その時に、音楽の代わりになったのが文章だったこともあり、友達と文芸誌を作ってそこにエッセイを掲載したんです。「私、将来何をやろうかな」という気持ちがあって別のプロジェクトをやっていたわけじゃなくて、曲にできるんだったら曲にしていたと思います。

撮影:Naoki Usuda

mei:「なぜ音楽をやっているのか」という質問の答えですが、音楽を作るのが単純に楽しいからですね。音楽でお金を稼ぐことって本当に大変だし、それでもやっているのは楽しいからという一言に尽きる。自分は社会の役に立ってないと思いますし、率先して役立ちたいという気持ちもあまりないと言ったらあれですけど、前に立って何かを動かして変えたいとか、先導したいというような想いが音楽を作っている理由ではないです。究極に自分勝手に生きているという感じですね。

社会問題に対するアクションとかも、私が私に納得したいから個人的にやりたいだけなんです。ただ、何かしたいけどどうしたらいいのか分からないという人のきっかけになればいいな、という気持ちはありますが、極論を言えば、私がやりたいからやっているだけ。音楽もその他のこともやりたいようにやっていくうちに、自分が変化したり、成長したりしていくことが、単純に楽しいし、そうありたいんです。

―国内だけでなく、今、世界にも活動の場を広げつつあるmeiさんですが、今後はどんな活動をしていきたいと考えていますか?

mei:とりあえず、ツアーが落ち着いたら、曲の制作に戻りたいなと。1枚のアルバムを長く聴いて欲しいという想いはミュージシャンとしてはあるんですが、今できることをどんどんやっていきたいと思っています。

アメリカツアーを経て、知らないことをたくさん知って、いろんな人と出会って、次にやりたいことの構想や向上心があるから、休みたいという気持ちはないです。そういう意味では『Sway』の頃の、「自分は無知である」っていうスタンスは今でも変わってない。やる気があるうちにやれることをやらなきゃな、という感じですね。

―次のmeiさんの作品や活動を楽しみにしつつ、もっと『All About McGuffin』を聴き込みたいと思います!

mei:ありがとうございます。……とは言いつつ、明日になったらもういいや、って言ってるかもしれないですけどね(笑)。

『All About MacGuffin』

品番: KAKU-230 / CD:DDCK-1082
Label: KAKUBARHYTHM
CD価格:3,200円(税抜)

収録曲
1.オープニングテーマ 
2.After that…
3.まだ早い果物
4.風景が
5.ピクチャー
6.会いたい
7.悲しい運転手
8.ゲームオーバー
9.巨大なものが来る
10.エンディングテーマ

All About McGuffin Tour 2026

mei eharaが最新作『All About McGuffin』を携えて、全国5都市を巡るツアーを開催。

<公演日程>
2026年1月17日(土)名古屋・新栄シャングリラ
2026年1月18日(日)東京・渋谷CLUB QUATTRO
2026年1月25日(日)福岡・ROOMS
2026年1月31日(土)熊本・NAVARO
2026年2月1日(日)大阪・CONPASS
※各公演 17:00開場/18:00開演

チケット:前売 ¥5,000(税込/ドリンク代別)
オフィシャル先行(抽選):10月17日(金)18:00〜10月26日(日)23:59
一般発売:11月15日(土)10:00〜

高校生以上チケット必要
保護者同伴の場合に限り中学生以下無料(大人1名につき子供1名まで入場可)
・学生キャッシュバックあり
(学生証をご提示にて当日1000円キャッシュバック)
・身体障害者キャッシュバックあり
(お身体に不自由のある方・身体障害者手帳をご提示にて
当日1000円キャッシュバック / 介助の方は1名まで入場無料)

イープラス:https://eplus.jp/meiehara/
チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/event/meiehara/
ローソンチケット:https://l-tike.com/meiehara/

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