INDEX
『FAHDAY2024』の各エリアを紹介
ー具体的に、何が行われるのかも伺っておきたいです。会場はArea_1からArea_4の4セクションから成っていて、Area_2とArea_3とArea_4がエントランスフリーです。現時点で詳細が明かされていないArea_4は、どんな感じになるんですか。
加藤:Area_4は、デコレーションや写真のインスタレーション、突然現れる苫小牧のアクトとか。時間や場所にとらわれず、浮き沈みしたり動いたりしている空間にしたいなっていうイメージですね。で、そもそも出演してくれる人に対するアプローチの話なんですけど、なんかデカいことをやりたいですねって言い始めた頃から、まず誰が苫小牧に来てくれたら街の全員のギアが上がるんだろうかって考えてたんですよ。それでBar Baseの友清さんと飲みながら相談してるときに、半分冗談で「もしEGO-WRAPPIN’が来てくれたらみんな超盛り上がるんじゃない?」って話になって。
実際、Bar BaseでEGO-WRAPPIN’がかかったときのフロアの空気ってちょっと特別で、確かにそれがいつも素敵だなと思ってたけど、俺にはなんのツテもなかったんです。でもダメ元でEGO-WRAPPIN’に苫小牧の現状をお伝えしながらオファーをさせていただいたら、なんと快諾してくださって。で、EGO-WRAPPIN’が苫小牧に来てくれるのでデカいパーティやりませんかって言うのが僕の口説き文句で、みんなを誘っていきました。凄かったですよ、本当に。「EGO-WRAPPIN’が苫小牧に来るの!」って言って、みんな大盛り上がりで。

ーそのEGOが出演し、kanekoayano、踊ってばかりの国、NOT WONKのライブが行われるArea_1。これは市民会館の大ホールですけど、どんな場所なんですか。
加藤:築55年くらいの古いホールで、山下達郎さんや井上陽水さんが来てライブをするような場所で。いい昭和建築っていう感じのところなんですよね。使い古されていて 、作りは凄くいい。僕が成人式をやったような場所でもあって、苫小牧の人からすると凄く馴染み深いところなんですね。で、このホールは歌を聴かせたい場所だなあと思ったし、EGO-WRAPPIN’がいるんだったら、なおさら歌がヤバい人に来てもらおうと。それでkanekoayanoと踊ってばかりの国にオファーをさせてもらいました。

ー方や、無料エリアのArea_3では飲食店とDJブースが立ち並ぶという。
加藤:外はちゃんと踊れる場所にしたくて。なので屋外の駐車場にサウンドシステムを組んで、基本DJだけになる予定です。札幌でサウンドシステムの製作をしているwool100w(ウール100ワット)と、札幌のDJのOGASHAKAさんが製作しているJammin’のサウンドシステムのコンビネーションで組まれる予定で、『RISING SUN ROCK FESTIVAL』のPROVOのエリアもこの2人のシステムなんですよ。wool100wケイトくんはジャマイカのサウンドシステムみたいに、土地と音響の関係をかなり意識しながらサウンドシステムを考えていて。北海道でどのような音楽が鳴らされるのかっていうことにかなりフォーカスしているので、『FAHDAY』のフロアがそういうシステムで組まれるのって最高なことなんですよ。

ーそして、Area_2には後藤正文さんやマレウレウの名前があり、ここでもまた、加藤さんとの関係性が強いアーティストのライブが行われるんじゃないかとお見受けしています。この場所のコンセプトは?
加藤:Area_2では、アンビエントのエリアにしたいなと。ここは市民会館の小ホールという場所で400人くらい入るんですけど、この場所の窓からは新しい市民会館を建設しているところが見えるんですよ。そういう場所だからこそ、再構築っていう言葉をカウンターとして置きたい気持ちがあって。新しいものを作ることが再構築だと思っている人に対して、我々なりの再構築を鳴らすというか。プリミティヴな環境音もそうだし、そもそもDJ自体が再構築だと思うし。新しいものを作るんじゃなくて、その場にあるものの見方を変えるだけで新しくなるんだよっていう。なので実は、一番カウンター精神の強いエリアになるかもしれないですね。

ーよくわかりました。壊したり組み立てたりする以前に、「在る」っていうことの再確認が丁寧になされる場所になるんじゃないかなと思いました。
加藤:そうかもしれないですね。この場所は何のためにあるのかっていうことを、一度突きつける必要がある。この場所でどんな音楽が鳴るのか、その音楽はこの場所にとってどんな意味があるのか。それを理解してもらえる確信はあります。
『FAHDAY2024』

日付:2024年10月12日 (土)
場所:北海道 / 苫小牧市民会館 全域(Area_1 / Area_2 / Area_3 / Area_4)
時間:Area_1 OPEN 12:00 / START 13:00
Area_2,Area_3,Area_4 OPEN / START 11:00
料金:Area_1:U-23 4,500円 / FAHDAY MEETINGチケット 5,000円 / 早割 6,000円 / 一般 7,000円 / 当日 7,500円
Area_2 / Area_3 / Area_4:無料
出演:Area_1 NOT WONK / カネコアヤノ / 踊ってばかりの国 / EGO-WRAPPIN’
Area_2 WHITELIGHT / 後藤正文 (※「Recent Report I」立体音響展示) / マレウレウ / GAK / tommy△
Area_3 DJ SADA / DJ Yogurt / 君嶋麻里江 / DJ FANTA / DJ FUMINN / IZAKAYA草-SOU- / おうちコーヒー / ISHIBASHI COFFEE / いしかわぱん / 開運ラーメン / 焼き菓子 かぎねこ / COFFEE KITCHEN TAPIO / FAHDAY MEETING OFFICIAL BAR (CLUB ROOTS / Bar Old / Bar Base) / ARCH / Boogie / meshi to oto / Pansal / TONCINI / のらのキンパ / 鮨鷹 / poponta cafe / さんぼんぎ / Happy Hokkaido Kitchen and more
Area_4 to be announced
主催 / 企画:FAHDAY MEETING
(加藤修平 / IZAKAYA草-SOU- / おうちコーヒー / 株式会社 Bigfish / CLUB ROOTS / 立呑キング / 苫小牧ELLCUBE / Bar Old / Bar Base)
制作:FAHDAY MEETING / 株式会社 WESS / その他多数
協賛:チケットぴあ
後援:苫小牧市 / FM NORTH WAVE
OFFICIAL HP:fahday.com
OFFICIAL X:twitter.com/FAHDAY_official
OFFICIAL Instagram:www.instagram.com/fahday.official/
<チケット詳細>
◾︎FAHDAY MEETINGチケット※無くなり次第販売終了
販売店舗:IZAKAYA草-SOU- / おうちコーヒー / CLUB ROOTS / 立呑キング / 苫小牧ELLCUBE / Bar Old / Bar Base
◾︎チケット一般発売
U-23チケット / 一般チケット
受付期間:7月6日(土)10:00
URL:w.pia.jp/t/fahday2024/
<CAMPFIRE “FAHDAY2024” プロジェクトページ>
URL:camp-fire.jp/projects/view/747884
<FAHDAY MEETING>
FAHDAY2024を主催する共催者たち
izakaya草-sou-, おうちコーヒー, 株式会社 Bigfish, CLUB ROOTS, 立呑キング, 苫小牧ELLCUBE, Bar Old, Bar Base