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デュア・リパが映画初出演。ファンを公言するマシュー・ヴォーン監督との制作過程を語る

2024.3.4

#MOVIE

©2024 Getty Images
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デュア・リパ(Dua Lipa)がマシュー・ヴォーン監督最新作『ARGYLLE/アーガイル』で映画初出演を果たした。同作は『キングスマン』シリーズなどを手がけた監督による新たなスパイ映画で、ヘンリー・カヴィルやサム・ロックウェル、サミュエル・L・ジャクソンら名だたる俳優が数多く出演。デュア・リパはスパイのルグランジュ役を演じている。

2023年には自身が主題歌を務めた映画『バービー』でカメオ出演を果たした彼女だが、映画の撮影は『ARGYLLE/アーガイル』が先であったため、彼女の実質の映画デビューは本作となる。同作では、デヴィッド・ボウイの”Let’s Dance”が流れる煌びやかなダンスホールでのヘンリー・カヴィルとのダンスシーンやスタント無しのアクションシーンにも挑戦。見どころ満載の映画となっている。

自身が企画するポッドキャスト『Dua Lipa: At Your Service』では、エルトン・ジョンやCharli XCXといった親交の深いアーティストから小説家や社会学者まで幅広いゲストとの会話を交えながら、「コソボ出身の移民の両親に生まれた自分でさえ、アーティストになる夢を叶えられたのだから、あなたも夢を叶えられる」という力強いメッセージをファンに届けているデュア・リパ。今回の映画出演についても「自分には音楽があるのに、演技にも挑戦できるなんて思ってもいなかった」と語っているが、またしても「あなたにもできる」という可能性を示したと言えるだろう。

3月1日(金)からの日本公開にあわせて、デュア・リパのオフィシャルインタビューを抜粋して紹介する。

思ってもみなかった俳優業への挑戦。マシュー・ヴォーン監督との出会い

ー今回が実質の映画初出演とのことですが、どのような経緯で『ARGYLLE/アーガイル』への参加が決まったのでしょうか? また、どんなところに魅力を感じましたか?

デュア・リパ:元々、マシュー・ヴォーン監督の作品の大ファンだったので、一緒に仕事ができることに一番魅力を感じました。彼が手掛けるアクション満載の映画が大好きなんです。それが私にとっての一番の決め手でした。本当に素晴らしいチャンスだったので、興奮と同時に緊張もしましたが、「1000%イエス」と答えました。

青いドレスを着た女性

中程度の精度で自動的に生成された説明
©2024 Getty Images
Dua Lipa(デュア・リパ)
1995年8月22日生まれ、イギリス・ロンドン出身。2015年8月にシングル「New Love」でデビュー。2017年6月にリリースした1stアルバム『Dua Lipa』収録のシングル「New Rules」で全英チャート1位を記録。同年8月には、サマーソニック2017にて初来日を果たす。2020年3月27日(日本盤:4月3日)に、2nd album『Future Nostalgia』をリリースし、UKアルバム・チャートにて1位を獲得。第66回グラミー賞では、優秀楽曲と最優秀映像作品楽曲にノミネートされ、2024年2月16日には、最新曲「Training Season」を発表した。


ー機会があれば、俳優業にも挑戦することは以前から考えていたのですか?

デュア・リパ:もちろん演技は大好きですが、音楽を仕事に出来ているという事実だけでも圧倒されていて、それに力を注いできたので、俳優にチャレンジすることを深く考えたことはなかったです。元々演劇が好きで、演劇学校にも通っていたので、演技は楽しかったです。ただ同時に、音楽を見つけられただけでも十分過ぎるので、他の事に飛びつくことはできないと思っていました。だから、ヴォーン監督がこのチャンスをくれたことにただただ感謝しています。本当に楽しくて、素晴らしい時間でした。

ーヴォーン監督は自身の子どもたちからあなたのことを知ったというのは本当ですか?

デュア・リパ:そうなんです。だからこの機会が生まれたのは、彼の子どもたちのおかげです。その後、トーク番組で私のことを見て、何かを見出してくれたみたいで。何が起こるか本当に分からないものですね。

©2024 Getty Images

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