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2人が語る、海外を見据えた今後の活動の行方
―確かに、ムードの重要性はLexie Liuさんの作品を聴くと伝わってきますね。ちなみにお二人は海外の方とコラボして曲を作る際に意識していることはありますか?
WAVY:海外のラッパーとやるときは、その国の象徴的なワードをリリックに入れたりすることは多いですね。
Lexie:私はコラボがきっかけで、それまで自分も知らなかった自分自身の一面を発見することが多いんです。ミュージシャンには色んな側面があって、誰かと一緒に制作をすることで「自分は意外にこれが好きだったんだな」といった気づきを得ることがある。私はそれを重要視しています。
だからこそ一番大事なのは、制作においていかに自分に正直でいられるか。それまで知らなかった自分の一面も素直に楽しめる心がないと、人の心を動かす表現はできないのだと思います。

―今後、曲制作やライブで行きたい国はありますか?
WAVY:コロナのときにどこにも行けなくて、今年ようやくアジアツアーができているんですけど、まだアメリカには行けてないんですよ。だから、アメリカで曲制作をしたいです。『ワイルドスピ―ド』シリーズ経由なのか、Spotifyのインサイトを見てみても日本の次にリスナーが多いのはアメリカなんですよね(JP THE WAVYは『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』サウンドトラックに”BUSHIDO”という曲で参加。『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』では日本版イメージソング”F&F (Family & Friends)”を担当している)。あくまでデータであって、実際どうなのかはよくわからないですけど。
Lexie:私は、少人数でもいいから「愛してるよ」と言ってくれているファンに会いに世界の色んなところに行きたい。実際に何人いるか確かめたい(笑)。
―この先コラボしたいラッパーやプロデューサーは?
WAVY:特にこの国、この人と一緒にやりたいっていうのはないかな。かっこよかったら誰とでも一緒に曲作りたい。
Lexie:WAVYさんの今の発言がかっこいいのでパクって言わせてもらうと、自分も「かっこいい人となら誰とでもやりたい」です(笑)。
