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スタイリスト・平健一に訊く、夏フェスファッションやオススメのアイテム

2023.8.2

#FASHION

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

7月10日はスタイリストでアウトドアのプロ、平健一さんが登場。幼少期からキャンプを始め、キャンプ歴は37年。自身が手がけるアウトドアブランドや大好きな夏フェスについて伺いました。

アウトドアの英才教育

Celeina(MC):平建一さんは、1980年山形県でお生まれになられました。2001年に文化服装学院スタイリスト科を卒業し、2007年に独立。アウトドアに造詣が深く、キャンプ歴は37年。そして2021年にアウトドアブランド「T SPEC GEAR」をスタート。現在は雑誌広告、アーティストなどのスタイリングの他ブランディングやコラボ商品のプロデュースなども手がけていらっしゃいます。

タカノ(MC):キャンプ歴37年って、いつ頃からなんですか。

平:小学校1年で父親に初めて連れていってもらいました。キャンプっていうよりは野営ですね。

タカノ:野営ってなんですか?

平:本当に何もない山に行って、ただテントを張って窯を作って飯盒でご飯を炊くみたいな。

タカノ:キャンプよりガチですね。

平:ガチですね。親父が魚を獲るのが好きなんで、魚を獲って食べるみたいな。

タカノ:アウトドアの英才教育ですね(笑)。

夏フェスのファッションの変化

Celeina:そしてこの時期といえば夏フェスがありますけれども。平さんは『フジロック』に毎年行かれていらっしゃるんですよね。

平:はい。仕事で行ったりプライベートで行ったりしてますね。今年も伺わせていただきます。

Celeina:フェスのファッションって多様化してると思うんですけど、特に『フジロック』におけるおすすめファッションとか最近の傾向はありますか?

平:フェスがもう本当に多様化していますよね。昨日も『GREENROOM CAMP』に行ってきたんですけど、そこはサーフ系が多くて。その前の赤レンガでの『GREENROOM FESTIVAL』は街中なので、アウトドアブランドを着ない人も多いです。

タカノ:『フジロック』でもそうですか?

平:『フジロック』は意外にオールジャンルなんですよ。普通のスニーカーで来られる方もいれば、ライダースで来られる方もいて、ヒッピーっぽい方もいますし、ロックが好きな方もいれば、全身アウトドアファッションに包んでる人もいますし。本当にオールジャンルで見ていて楽しいですね。コスプレっぽい方もいたりとか。

タカノ:カラフルな印象がありますね。

平:そうですよね。あそこに行くと多国籍な、異世界に行ったような感じなんですよね。そこが良くて皆さんのファッションも、思い思いのことをされるんじゃないかなとは思いますね。

タカノ:普段の自分とは違った格好で行くっていうのもいいですよね。

Celeina:でも『フジロック』って山の中じゃないですか。天候も変わったりとかするし、マストアイテムが何個かあったりするんですよね?

平:あります。リュック、水筒、ポンチョですよね。あとは高機能なウェアとかあった方が便利ですね。

Celeina:今、ポンチョっておっしゃいましたけど、雨具の中でもやっぱりポンチョが一番いいんですか?

平:ポンチョの方が使い勝手がいいですね。雨具だと上から羽織らないといけないんですけど、ポンチョだとさっと上からかぶれたりするんで楽ですね。あとは長靴を持って行った方がいいんですけど、僕はトレッキングブーツ派ですね。それとサンダルを持って行ったり。

タカノ:天候が本当にコロコロ変わるから使い分けですね。天気がいい日はサンダルの方が動きやすい。

Celeina:勉強になりますね。私は『フジロック』に2回目の参戦になるんですけど、1回目に雨具を持って行かないという暴挙に出たんですよね。たまたまその場で雨具を2つ持ってらっしゃるスタッフさんがいて1ついただけたんですけど。リスナーの皆さんで『フジロック』に行かれる方、1日しか行かないからとか言って見くびっちゃ駄目。絶対にポンチョは必要です。

平:突然寒くなったりもしますから。防寒にも良いですね。雨に打たれてると、体力奪われちゃうんで。

手ぶらで夏フェス参加

Celeina:でも平さんは基本手ぶらでフェスに行かれると(笑)。

平:大体手ぶらですね。今日も履いてるような、ポケットがいっぱいある吸水速乾に優れた素材でできているパンツで行きます。『フジロック』だとカバンを持ちますけど、他のフェスだったらほとんどこれ1つで行けますね。

タカノ:ポケットがいっぱい付いているのは大事かもしれない。

平:サコッシュもリュックも便利ですし。リュックにいろんなものを入れると本当に便利ですね。椅子とか水筒、あとタオル、着替えですね。

Celeina:やっぱり必要なものがいっぱいあるじゃないですか(笑)。

平:だけど僕は全然持って行かないときもあります。現地調達したりとか、高機能なレインウェア一着で何とか持たせるとか。

タカノ:ちなみに今履かれてるパンツはポケット何個ぐらいついてるんですか?

平:8個か9個くらいあります。

Celeina:でも半ズボンですよね。

タカノ:しかも結構大きいですね。

平:携帯を入れる場所もあるんですよ。これで歩く時も干渉しないんでめちゃくちゃ楽なんですよ。財布から何から入れられて楽ですね。

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