グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月10日はスタイリストでアウトドアのプロ、平健一さんが登場。幼少期からキャンプを始め、キャンプ歴は37年。自身が手がけるアウトドアブランドや大好きな夏フェスについて伺いました。
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アウトドアの英才教育
Celeina(MC):平建一さんは、1980年山形県でお生まれになられました。2001年に文化服装学院スタイリスト科を卒業し、2007年に独立。アウトドアに造詣が深く、キャンプ歴は37年。そして2021年にアウトドアブランド「T SPEC GEAR」をスタート。現在は雑誌広告、アーティストなどのスタイリングの他ブランディングやコラボ商品のプロデュースなども手がけていらっしゃいます。
タカノ(MC):キャンプ歴37年って、いつ頃からなんですか。
平:小学校1年で父親に初めて連れていってもらいました。キャンプっていうよりは野営ですね。
タカノ:野営ってなんですか?
平:本当に何もない山に行って、ただテントを張って窯を作って飯盒でご飯を炊くみたいな。
タカノ:キャンプよりガチですね。
平:ガチですね。親父が魚を獲るのが好きなんで、魚を獲って食べるみたいな。
タカノ:アウトドアの英才教育ですね(笑)。

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夏フェスのファッションの変化
Celeina:そしてこの時期といえば夏フェスがありますけれども。平さんは『フジロック』に毎年行かれていらっしゃるんですよね。
平:はい。仕事で行ったりプライベートで行ったりしてますね。今年も伺わせていただきます。
Celeina:フェスのファッションって多様化してると思うんですけど、特に『フジロック』におけるおすすめファッションとか最近の傾向はありますか?
平:フェスがもう本当に多様化していますよね。昨日も『GREENROOM CAMP』に行ってきたんですけど、そこはサーフ系が多くて。その前の赤レンガでの『GREENROOM FESTIVAL』は街中なので、アウトドアブランドを着ない人も多いです。
タカノ:『フジロック』でもそうですか?
平:『フジロック』は意外にオールジャンルなんですよ。普通のスニーカーで来られる方もいれば、ライダースで来られる方もいて、ヒッピーっぽい方もいますし、ロックが好きな方もいれば、全身アウトドアファッションに包んでる人もいますし。本当にオールジャンルで見ていて楽しいですね。コスプレっぽい方もいたりとか。
タカノ:カラフルな印象がありますね。
平:そうですよね。あそこに行くと多国籍な、異世界に行ったような感じなんですよね。そこが良くて皆さんのファッションも、思い思いのことをされるんじゃないかなとは思いますね。
タカノ:普段の自分とは違った格好で行くっていうのもいいですよね。
Celeina:でも『フジロック』って山の中じゃないですか。天候も変わったりとかするし、マストアイテムが何個かあったりするんですよね?
平:あります。リュック、水筒、ポンチョですよね。あとは高機能なウェアとかあった方が便利ですね。
Celeina:今、ポンチョっておっしゃいましたけど、雨具の中でもやっぱりポンチョが一番いいんですか?
平:ポンチョの方が使い勝手がいいですね。雨具だと上から羽織らないといけないんですけど、ポンチョだとさっと上からかぶれたりするんで楽ですね。あとは長靴を持って行った方がいいんですけど、僕はトレッキングブーツ派ですね。それとサンダルを持って行ったり。
タカノ:天候が本当にコロコロ変わるから使い分けですね。天気がいい日はサンダルの方が動きやすい。
Celeina:勉強になりますね。私は『フジロック』に2回目の参戦になるんですけど、1回目に雨具を持って行かないという暴挙に出たんですよね。たまたまその場で雨具を2つ持ってらっしゃるスタッフさんがいて1ついただけたんですけど。リスナーの皆さんで『フジロック』に行かれる方、1日しか行かないからとか言って見くびっちゃ駄目。絶対にポンチョは必要です。
平:突然寒くなったりもしますから。防寒にも良いですね。雨に打たれてると、体力奪われちゃうんで。
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手ぶらで夏フェス参加
Celeina:でも平さんは基本手ぶらでフェスに行かれると(笑)。
平:大体手ぶらですね。今日も履いてるような、ポケットがいっぱいある吸水速乾に優れた素材でできているパンツで行きます。『フジロック』だとカバンを持ちますけど、他のフェスだったらほとんどこれ1つで行けますね。

タカノ:ポケットがいっぱい付いているのは大事かもしれない。
平:サコッシュもリュックも便利ですし。リュックにいろんなものを入れると本当に便利ですね。椅子とか水筒、あとタオル、着替えですね。
Celeina:やっぱり必要なものがいっぱいあるじゃないですか(笑)。
平:だけど僕は全然持って行かないときもあります。現地調達したりとか、高機能なレインウェア一着で何とか持たせるとか。
タカノ:ちなみに今履かれてるパンツはポケット何個ぐらいついてるんですか?
平:8個か9個くらいあります。
Celeina:でも半ズボンですよね。
タカノ:しかも結構大きいですね。
平:携帯を入れる場所もあるんですよ。これで歩く時も干渉しないんでめちゃくちゃ楽なんですよ。財布から何から入れられて楽ですね。
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外遊びから仕事へ
Celeina:平さんは年間100件ほどのアウトドア関連のお仕事や現場を担当されているということですけれど、最近のアウトドアの流行とかってありますか?
平:トレンドっていうよりは僕の周りで、ここ2、3年SUP(Stand Up Paddleboard)が結構流行ってまして。夏になったら海よりも湖でやるっていうのが主流になってきてます。
タカノ:ボートみたいな物の上に立ってやるやつですよね。
平:その6人乗りがあったり、自転車で漕ぐバージョンもあるんですよ。
タカノ:どういうこと? アヒルボートの自転車版ってことかな。
平:自転車版なんですけど、SUPなんで立ちながら。
タカノ:やってみたい!
平:山梨県の西湖に行ったら出来るんで是非。
Celeina:そもそもアウトドアにはまったきっかけっていうのは何だったんですか? やっぱりお父様が。
平:そうですね。37年前だとアウトドアっていう言葉がなかったんで、外遊びですよね。
Celeina:外遊びからお仕事まで繋がってきてるっていうことですね。
タカノ:さあこの辺で、平さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
平:UAさんの“お茶”になります。今日もTシャツを着ております。
タカノ:選曲理由は。
平:18歳の頃からUAさんのライブを30回以上見ていまして、いろんなフェスのお仕事でも聴かせていただいて。先々週も『GREENROOM FESTIVAL』で聴かせていただいたり。めちゃくちゃ聴いてますね。
タカノ:今年も楽しみですね。それでは聴いてみましょう。
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『フジロック』オススメのご飯は?
タカノ:今年の『フジロック』で平さんが楽しみにしてることって何かありますか?
平:やっぱりご飯ですね。
Celeina:おすすめはありますか?
平:有名なやつで、苗場食堂のきりざいめしですね。疲れた体に一番いいです。
Celeina:毎日お忙しくアウトドア関連のお仕事をされてると思うんですけれども、最近はどういったご活動をされてますか?
平:先日伊勢丹さんでA Bathing Apeのキャンピングコレクションのお仕事を一緒にやらせていただいて。
Celeina:どんどんアウトドアの方にいかれてますね。

タカノ:平さんの活動についてはSNSで。
平:そうですね。Instagramでチェックしていただければ。
Celeina:「FIST BUMP」グータッチでつなぐ友達の輪ということでお友達をご紹介してもらっているんですが、平さんがご紹介してくださるのどんな方でしょうか?
平:アービンっていうミュージシャンなんですけど、カレーマニアって言っていただければ。竹中直人さんと大倉孝二さんと一緒にカレー番組をやってるんですよ。カレーフェスにも出ていて。
タカノ:その話を明日聞きたいですね。
平:カレーの事と音楽の事を聞いていただいたらいいかなと。
タカノ:楽しみにしています。明日はミュージシャンのアービンさんをお迎えします。
Celeina:「FIST BUMP」今日はスタイリストでアウトドアのプロ、平建一さんをお迎えしました。ありがとうございました。
平:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann