グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
5月25日は、ヘアスタイリストのNANAKO AZUMAさんご紹介で、ミュージシャンのKOPYさんが出演。ドイツやベルギーなど、海外でも精力的にライブ活動を行うKOPYさんに、音楽活動の原点や楽曲を作る時のインスピレーション、ライブをするときのこだわりなどについて伺いました。
INDEX
原点は高校の軽音部でのエアギター
Celeina(MC):KOPYさん、ミュージシャンということで、まず音楽活動の始まり、原点をお伺いしたいんですけれども。
KOPY:原点は、高校のときの軽音部ですね。
タカノ(MC):軽音部では、楽器、何でしたか?
KOPY:ギターです。エアギター(笑)。本当はボーカルやりたかったんですけど、ボーカルは私ともう1人の2人いたから、一応、ギターもやるフリしとくかな、みたいな(笑)。
タカノ:フリしてエアギター(笑)。
KOPY:一応、ギターを買いましたけど、文化祭では、普通にギター弾くフリしてましたね。
Celeina:バンド全体がエアバンドでなく、KOPYさんだけが?
KOPY:もう、1人ギターおったから。もう1人、いらんみたいな(笑)。
タカノ:KOPYさんの作品いろいろ聴かせていただいて、今の音楽性は「エレクトロニックソロプロジェクト」ということで、シンセサイザーとか、ちょっとノイズとか。
KOPY:一応、マシンドラムとか使ってやってるんですよ。
タカノ:めちゃめちゃドープで、カッコ良いです。
Celeina:バンドのサウンドからソロのサウンドに変わったきっかけって何だったんですか?
KOPY:バンドは、女子5人で普通のシューゲイザーバンドみたいな、フワッとしたバンドをやってたんですよ。ただ、途中、彼氏の影響……みたいな感じになっちゃうのかな、これは(笑)。
Celeina:それで、音楽性に変化が出てきた?
KOPY:そっちも好きやしみたいな。結構、クラブとかにも行くようになってきて。トラックメイキングは、1人で出来るじゃないですか。それで「全部、自分で出来るんや。楽しい!」みたいな感じで、バンドと並行してやってたんですよ。で、バンドが解散になったから、ソロ1本で。
タカノ:曲はどうやって作ってるんですか?
KOPY:曲は……適当に(笑)。
タカノ:セッションするような感じで?
KOPY:1人でドラム作って、ベースみたいなの入れて、キーボードみたいなの入れてみたいな。適当に言ってますけど(笑)。
タカノ:いろんな音が入ってて面白いですね。
KOPY:もう、分かってない感じで(笑)。
タカノ:ご自身も把握してない感じで(笑)。インスピレーションを大事にされて。
Celeina:気の赴くままにやられてるってことですよね。
タカノ:純粋なクリエイティビティ。
KOPY:いや、もう頑張らなあかんなっていうことで。
タカノ:曲作りで、インスピレーションを受けることはありますか?
KOPY:クラブ行ってテクノミュージックを聴いたりして、この曲いいなみたいな感じが多いかな。家ではテクノミュージック聴かないんで。家ではポップミュージック聴いてます。スピッツとか。
Celeina:いろんなところから吸収されてるわけですね。
KOPY:ていうことに、しとこ(笑)。
Celeina:ライブされるときのこだわりとかありますか?
KOPY:ライブは、お客さんがいるから、楽しんで帰ってもらいたいっていうことですかね。自分もライブを見に行って、めちゃくちゃ感動するじゃないですか。そういう思いになってほしいので、ありとあらゆる角度で頑張ってはいるんですけれども、みんな、どう思ってくれてんやろ。
タカノ:パフォーマンスの動きとかも意識されます?
KOPY:動きとかは勝手に。昔、バンドやってたときは、めちゃくちゃ緊張して、どういう風に見られてるやろ? とか、ギターこういう風に弾いたらカッコ良いんかな? とかいろいろ考えてたんですけど、年とってきたら、どうでもよくなりますね。勝手に動いちゃってるんで、変な動きになってることもあると思います。ぜひ見に来てください。
タカノ:ここまで聞いて、皆さん、KOPYさんの曲が気になってると思うんですよね。KOPYさんの方から曲紹介お願いしてもいいですか?
KOPY:これはドイツのデュッセルドルフにあるレーベル「TAL」っていうところから出してもらってるんですけど。Elena ColombiっていうDJの方に、リミックスしてもらってるんで、私の曲を解体した感じですね。カッコ良いんで聴いてみてください。KOPYで“Fujiko Sognatrice Remix (Elena Colombi) ”