INDEX
ラッパーと芸人の融合を、フリオチの構成で見せた楽曲
ー一緒に曲を作ってみて、ネタ作りとの共通点はありましたか? それとも全く別物でしたか?
うちだ:発想をまず書き出して、無駄にせず残しておいて組み合わせるっていうやり方は自分のネタ作りと似てました。あと、ネタでも音楽でも「自分っぽいワード」っていうものがあるんだなと気づきましたね。自分っぽいワードではあるんだけど、ネタには使うけど音楽では使えない、みたいな線引きを考えることもありましたし。
くろさわ:私はうちださんにネタを書いてもらってるんですけど、「夏に何をしたいか」っていう軸をみんなで話し合って決めて、そこからストーリーを膨らませてリリックを書くという作業はネタ作りに近いんじゃないかと感じてます。
彼岸:確かにそこは似てますよね。でもラッパーは同じことを一生擦ってるんですけど、芸人さんは新たな視点を放り投げてくれるんでめちゃくちゃ面白くなるんです。こっちもそれに乗っかりたくなるし。やっぱり、面白いことを発見する能力がすごく長けてるんだなって思いました。今回は「夏っぽい曲作ろうぜ」ってことではじめたんですけど、途中からその夏っぽさをフリにしてオチを作ろうということになったんですよ。ラッパーと芸人の融合を、そういったフリオチの構成で見せられたんじゃないかなと思ってます。
ー現在曲の一部分が公開されていますが、聴きどころを教えてください。
足腰げんき教室×彼岸 「SOFUBO」 🏆メジャーデビュー争奪戦”ハチフェス”🏆 8月25日(日)12:30開演 #深夜のハチミツ!! #ハチフェス #足腰げんき教室 #彼岸 #SOFUBO
うちだ:今までにないサビが聴けると思います。
彼岸:間違いない(笑)。
うちだ:「そうでしたそうでした、それを忘れちゃいけませんでした」ってなると思う。

彼岸:でも、フリかオチのどっちかだけ聴くんじゃねえぞと。10秒スキップしながら芸人さんのネタを見るのと同じなんで。フルで聴いてほしいですね。
うちだ:彼岸さん、すごいフリオチって言葉を使うんですよね。芸人しか使わないのかと思ってたのに。
くろさわ:リリック書いてるときも「フリオチやりましょう」って彼岸さんが言いはじめました(笑)。
うちだ:「サビを引き立たせるために、ここはフリオチやりましょう」って。音楽業界でも使うんだなって感じました。
彼岸:意外と流通してる言葉です(笑)。
うちだ:ライブのパフォーマンスも、お客さんを巻き込む感じで考えてますから。3人ともバッチリ同じイメージを持ってます。あとは色々用意できたら完璧!