NHKの土曜ドラマ『老害の人』が、10月24日(土)より地上波初放送される。
内館牧子による同名小説を原作に、伊東四朗の主演でドラマ化された同作。内館による「老後」小説のドラマ化作品としては、『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く第3弾だ。2024年にNHK BS「プレミアムドラマ」にて初回放送が行われ、地上波での放送は今回が初となる。
伊東が演じるのは、埼玉県川越の近くの街に住む、会社を娘の夫に譲ったはずの前社長・戸山福太郎。福太郎と近所の老人5名=「老害六重奏」がコロナ禍に巻き起こす騒動を通し、世代を超えた本音のぶつかり合いと、その先に吹く風を描く。
福太郎の娘を夏川結衣、娘の夫を勝村政信が演じ、前田吟、日色ともゑ、小倉蒼蛙(小倉一郎)、白川和子、羽田美智子、望月歩、木竜麻生、田島令子、高橋惠子、三田佳子らが出演する。
放送は全5話となり、10月24日(土)から11月21日(土)まで毎週土曜日の夜10:00から10:49まで行われる。放送後の火曜深夜には再放送が実施されるほか、NHK ONEにて同時・見逃し配信も予定されている。
地上波放送の開始に寄せて、伊東よりコメントが到着した。
伊東四朗 コメント
「老害の人」を地上波デジタルで放送されると聞いた時、私、ピンときませんでした。「二年半前にNHK BSで放送されたドラマです」と聞いて、あぁそう言えばと頭の中で、どんどん繋がっていきました。八十歳を過ぎてからと言うもの最近のことは、まさに瞬く間に記憶から消えていきます。若い人を相手に思うままに振る舞い、振り回す役が回って来た。ドラマの主人公 戸山福太郎は、今の私にピッタリとばかりに、楽しく演じたことを思い出しました。そしてあれから二年半。最近の私は、補聴器の片方をなくしたり、眼鏡の度が合わず、台本が読めなかったり、熱中症で倒れたり等々。とにかく周りに世話をかけまくる日々。「今なら、もっと福太郎にふさわしいぞ!」と内心、胸を張りながらドラマを楽しめそうです。
土曜ドラマ『老害の人』

【放送予定】10月24日~11月21日毎週(土)夜10:00~10:50<全5話>
(再放送)10月28日~11月25日毎週(水)午前0:35~1:24(火曜深夜)
※第1回の再放送のみ10月28日(水)午前0:50~1:39
※NHKONEで同時・見逃し配信予定
【初回放送】2024年5月5日~6月2日 NHK BS「プレミアムドラマ」にて放送
【原作】内館牧子「老害の人」
【脚本】真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜
【音楽】安川午朗
【出演】伊東四朗 夏川結衣 勝村政信 前田吟 日色ともゑ 小倉蒼蛙 白川和子 羽田美智子 望月歩 木竜麻生 田島令子 高橋惠子 三田佳子 ほか
【制作統括】遠藤日登思(アミューズ)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
【演出】松岡錠司
【ものがたり】
すごろくやカルタ、ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎(伊東四朗)は、娘(夏川結衣)の夫(勝村政信)に社長を譲ってからも出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。父親の老害に、ある出来事から耐えきれなくなった娘が、とうとう現実社会ではまず言えない本音をたたきつける。父親は反省し、その寂しそうな姿に娘は言い過ぎたと落ち込むが、福太郎は逆襲を企んでいた。近所の老人5人と手を組み、若年層が理想の老後像だと押し付ける趣味や挑戦などの「自分磨き」ではない、誰かの役に立つ自分を求めて行動を起こす。コロナ禍の老人たちと、家族や社員や近所の人たちまで巻き込み、それぞれの立場や本音が入り乱れながらも、互いになにかを感じ始め、自分たちの足元を見直す人々のリアルバトルドラマ。
