ニコール・キッドマンが「すべてをさらけ出した」映画『ベイビーガール』日本公開決定

映画『ベイビーガール』（原題：Babygirl）が2025年3月28日（金）より日本公開されることが決定した。

ニューヨークで女性CEOとして大成功を収め、夫のジェイコブや子供たちと誰もが憧れる暮らしを送るロミーを中心にストーリーが繰り広げられる同作。インターンのサミュエルは、ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、二人の「誘惑ゲーム」が展開していく。

主演のロミー役はニコール・キッドマン。脚本は構想段階からキッドマンにあてがきされており、第81回ベネチア国際映画祭では最優秀女優賞を獲得。審査員長のイザベル・ユペールは、大胆さと繊細さを併せ持つ演技に対し「社会的に強い部分と私的に脆い部分の両方が混ざりあう役を、幅広い演技力で見事に体現した」と称賛した。またキッドマンも、同作における自身の演技に対して「俳優として、人間として、すべてをさらけ出した」と語っている。

インターンのサミュエルを演じるのは『キングスマン：ファースト・エージェント』や『アイアンクロー』など話題作への出演が相次ぐハリス・ディキンソン。ロミーの夫、ジェイコブは『ペイン・アンド・グローリー』で多くの映画賞を受賞したアントニオ・バンデラスが演じる。また、『TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー』で主演を務め、新進女優の仲間入りを果たしたソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下、エスメを演じる。監督 / 脚本は、俳優としてもポール・ヴァーホーヴェン監督の『ブラックブック』に出演し、『ワルキューレ』ではトム・クルーズと共演したハリナ・ラインが務めた。