2025年3月公開の映画『レイブンズ』(原題:RAVENS)の特報映像と新たなスチールが解禁された。
フランス、日本、スペイン、ベルギーの合作映画となっている同作は、写真家・深瀬昌久の78年にわたる波乱万丈の人生を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いた「ダークでシュールなラブストーリー」。深瀬は妻・洋子やカラス(英:Ravens)を被写体にした作品など、自身の私生活を深く見つめる視点の作品を多く遺し、2023年には東京都写真美術館で企画展が開催されるなど、再評価の機運が高まっている。
監督と脚本を務めたのは『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語』でも知られ、写真家 / ミュージシャン / グラフィックデザイナーとしてのキャリアも持つマーク・ギル。深瀬役は浅野忠信、深瀬の妻・洋子役は瀧内公美が演じ、他キャストとして、古舘寛治、池松壮亮、高岡早紀が名を連ねている。
解禁された特報映像の前半では、軽快なロックサウンドに乗って深瀬が次々とカラスや妻・洋子にシャッターを切り、写真家として評価される姿が収められている。後半は一転してミドルテンポの曲に切り替わり、深瀬が船上で遠くを見つめる場面や酒に溺れる様子など、深瀬の虚無感や孤独を写した内容となっている。
『レイブンズ』
監督/脚本:マーク・ギル 製作:VESTAPOL/ARK ENTERTAINMENT/ MINDED FACTORY/ KATSIZE FILMS/THE Y HOUSE FIILMS 製作協力:TOWNHOUSE MEDIA FILMWORKS
撮影:フェルナンド・ルイス 音楽:テオフィル・ムッソーニ ポール・レイ
出演:浅野忠信、瀧内公美、古館寛治、池松壮亮、高岡早紀
2024年/フランス、日本、ベルギー、スペイン/日本語、英語/116分/カラー/2.35:1/5.1ch
原題:RAVENS/日本語字幕:先崎進/配給:アークエンタテインメント
ⒸVestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films
■Instagram ravens__movie_jp
■X @RAVENS_movie_JP
2025年3月よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国ロードショー