2009年に解散したイギリスの伝説的ロックバンド、Oasisの動向が話題を呼んでいる。
直接の発端となったのは、バンドの公式アカウントおよびノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)、リアム ・ギャラガー(Liam Gallagher)兄弟による8月26日(月)のX(旧Twitter)の投稿。
「27.08.24」「8am」の文字が現れるこの動画を、ノエルとリアムもほぼ同時刻にポストした。リアムはかねてよりOasis再結成をほのめかすような投稿を行ってきたが、ノエルがはっきりと同調するような動きを見せたのは初めてとあって、2024年8月27日(火)の午前8時(日本時間では午後4時)に何が起こるのか、世界中のファンが注視している。
ギター / メインソングライターの兄ノエルとメインボーカルを務める弟リアムのギャラガー兄弟を中心に1991年に結成されたOasisは、1990年代から200年代にかけて数々のヒット曲をリリースしたブリットポップの顔であり、全世界で7000万枚以上のアルバムセールスを記録している。しかし、2009年8月28日、不仲だったギャラガー兄弟の関係が爆発し、リアムがノエルのギターを床にたたきつけて破壊。同日ノエルがOasisからの脱退を表明し、バンドは事実上解散した。以降、リアムは残されたメンバーを率いて新バンド「Beady Eye」を結成(2014年に解散後ソロとして活動)、ノエルはソロプロジェクト / バンド「Noel Gallagher’s High Flying Birds」を始動し、それぞれで活動を続けてきた。解散からおよそ15年が過ぎた今でも根強い人気を誇るOasisだが、喧嘩別れだったこともあり、再結成は絶望的だと思われてきた。
8月30日(金)には、1994年8月にリリースされたデビューアルバム『Definitely Maybe』の30周年を記念したデラックス盤の発売を控えているOasis。ファンにとって、特別な1週間になりそうだ。