9月27日（金）に日本公開される映画『憐れみの3章』（原題：KINDS OF KINDNESS）の本予告と本ビジュアルが解禁された。
『第80回ヴェネチア国際映画祭』で金獅子賞を受賞し、『第96回アカデミー賞』では主演のエマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の主演女優賞を受賞のほか合計4部門受賞を果たした『哀れなるものたち』に続き、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンのタッグが送りだす同作。出演者には、同じく『哀れなるものたち』に出演したウィレム・デフォーとマーガレット・クアリーのほか、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力派として知られる俳優たちがラインナップされている。
同作は、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、失踪した妻が帰還後別人になっていた夫、卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を探す女という3つの独立した物語から構成され、キャストたちは各エピソードで異なるキャラクターを演じた。物語には「愛」や「支配」といった共通のテーマが存在し、それらがランティモス監督の独創性によって大胆不敵に描き出されている。『第77回カンヌ国際映画祭』では、出演したジェシー・プレモンスが男優賞を受賞した。
解禁された本予告では、スポーツカーを走らせ、「見つかった」と笑顔を見せるエマ・ストーンの様子や、病室で遺体を目の前に何かを始めようとするハンター・シェイファー、ウィレム・デフォーとホン・チャウの行う怪しげな儀式などが収められている。ほかにも謎めいた映像が次々と映し出され、最後には犬たちが車を運転するシーンで締めくくられる。
本ビジュアルは出演者たちの顔を仮面に仕立てた、斬新なデザインに。「脳をかき乱す傑作」「心底、痛快」という映画評も添えられ、不穏で予測不可能な「ランティモスワールド」を予感させる仕上がりとなっている。
映画『憐れみの3章』（原題：KINDS OF KINDNESS）
【日本公開】9月27日（金）
【監督】ヨルゴス・ランティモス 『哀れなるものたち』『女王陛下のお気に入り』『ロブスター』
【脚本】ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
【出演】エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、 ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー
【配給】ウォルト・ディズニー・ジャパン
【コピーライト】©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
【ストーリー】
自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男、海難事故で失踪した妻が、帰還後別人になっていた夫、卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女……という3つの奇想天外な物語。
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