チームラボボーダレス初の中東オープン決定、サウジアラビアの世界文化遺産地区

『teamLab Borderless Jeddah』（チームラボボーダレス ジッダ）が、サウジアラビア・ジッダ歴史地区で2024年夏にオープンすることが決定した。

同展は、チームラボとサウジアラビア王国文化省による共同プロジェクトで、自らの身体で自由に探索し新しい世界を創造、発見する「Borderless World」、複雑で立体的な場所で空間認識能力を鍛える「運動の森」、他者と共に自由に世界を創造することを楽しむ「学ぶ！未来の遊園地」、ランプがランダムに配置された「ランプの森」、茶を点てることで茶に花が咲き続け、飲み干すと作品が消える「EN TEA HOUSE – 幻花亭」の5つのエリアに分類され、約80作品が展示される。

会場は、ユネスコ世界文化遺産ジッダ歴史地区を見渡すアルバインラグーンのほとりに約10000平方メートルに及ぶ広さに常設され、王国の多様な歴史を反映した活気ある文化中心地としての保存を目的としている。

チームラボボーダレスは、アートコレクティブであるチームラボの境界のないアート群によって「地図のないミュージアム」をコンセプトに、作品同士が影響し合う「連続する1つの世界」への没入体験を提供しており、今回のサウジアラビアのジッダ歴史地区でのオープンが中東初。詳細なオープン日は追って発表される。