6月21日(金)に日本公開される映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(原題:The Holdovers)の日本版の予告編及びビジュアルが公開された。
1970年のニューイングランドにあるバートン校を舞台に、それぞれの事情で寮に残りクリスマスと新年を過ごす孤独な3人が、誰もいない学校で起こるちょっとした災難や冒険を通じ、小さな絆を築き上げていく物語を描いた同作。監督はアレクサンダー・ペイン、脚本はデヴィッド・ヘミングソンが担当し、北米を中心に100以上の映画賞を受賞。現地時間4月14日(日)には『第76回全米脚本家組合賞』でオリジナル脚本賞を新たに受賞している。
古い価値観で教鞭をとる古代史の非常勤教師で、生徒からも教師たちからも嫌われているポール・ハナム役をポール・ジアマッティ、一人息子のカーティスをベトナムで亡くした学校の料理長メアリー・ラム役をダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、トラブルメーカーだが心根は悪くないバートン校の生徒アンガス・タリー役をドミニク・セッサが演じた。ポール・ジアマッティは同作で『第81回ゴールデングローブ賞』の主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフは『第96回アカデミー賞』と『第81回ゴールデングローブ賞』の助演女優賞を受賞している。
解禁された日本版予告編では、孤独を抱えた3人が反発しあいながらも互いを知り、心を寄せ合っていく様子がホリディシーズンの美しい景色と共に収められている。日本版ビジュアルには「この日々を、きっと忘れない」というキャッチコピーが添えられ、3人の心に刻まれる2週間の休暇がどのように描き出されるか期待が高まる。
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:デヴィッド・ヘミングソン
出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ
133分/1.66:1/2023/アメリカ
日本語字幕:松浦美奈
配給:ビターズ・エンド
ユニバーサル映画公式X:@TheHoldoversjp
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