『The Holdovers』の邦題が『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』に決定

6月21日（金）より全国公開される映画『The Holdovers（原題）』 の邦題が、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』に決定した。

日本時間の3月11日（月）に結果発表が行われる『第96回アカデミー賞』で、作品賞、脚本賞、編集賞、主演男優賞、助演女優賞の5部門にノミネートされている同作。1970年のニューイングランドにあるバートン校を舞台に、それぞれの事情で寮に残りクリスマスと新年を過ごす孤独な3人が、誰もいない学校で起こるちょっとした災難や冒険を通じ、小さな絆を築き上げていく物語を描いた内容となっている。監督はアレクサンダー・ペイン、脚本はデヴィッド・ヘミングソンが担当した。

古い価値観で教鞭をとる古代史の非常勤教師で、生徒からも教師たちからも嫌われているポール・ハナムをポール・ジアマッティ、一人息子のカーティスをベトナムで亡くした学校の料理長メアリー・ラムをダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、トラブルメーカーだが、心根は悪くないバートン校の生徒アンガス・タリーをドミニク・セッサが演じた。ポール・ジアマッティとダヴァイン・ジョイ・ランドルフは、同作で『第81回ゴールデングローブ賞』の主演男優賞（ミュージカル / コメディ部門）と助演女優賞を受賞している。